スマッシング・パンプキンズのフロントマンであるビリー・コーガンが再びアメリカ横断の旅に出ることを発表している。アメリカ横断は音楽や動画をアップロードしながら行うという。
ビリー・コーガンは、アメリカを横断する新プロジェクトを発表しており、到着場所を定めずにアメリカ中の人々や州を訪れ、その間に起きることをすべて映像として記録するという。この1ヶ月間にも及ぶプロジェクトは「サーティ・デイズ」と名付けられている。ビリー・コーガンは2016年にもアメリカについてのドキュメンタリーのために各地を訪れるプロジェクトを立ち上げていた。
「このプロジェクトでは、様々な人との新たな音源やインタヴューを伴うものになる。この旅全体を記録に残すことで、みんなで共有できるようなヴィジョンを作り上げたいんだ」とビリー・コーガンはフェイスブックにアップロードした動画内で語っている。
その動画はこちらから。
ビリー・コーガンは、このプロジェクトには3つの他のプロジェクトが関わっていることも明かしている。
一つ目は『フィフティ・バイ・フィフティ』と名付けられており、3月17日に迎える自身の50歳の誕生日を記念して、今までに自身が作曲した楽曲の中から好きなものを50曲選ぶものとなっている。「僕が今までに書いてきたすべての曲の中から50曲を選んで、皆で共有できるようなコレクションを作りたいんだ。必ずしも評価の高い曲ばかりではないけど、それは賛否両論だし、けどパーソナルな部分を反映している曲を選びたいんだ」
彼はアメリカを横断中に選んだ楽曲を随時発表していく予定であり、ファンにもこのリストに入れるべき曲などに関する意見をくれるようにと呼びかけている。現在のところ、年末にこれらの楽曲をコンピレーションのためにレコーディングすることを考えているという。
二つ目はカヴァー楽曲だけのアルバムを作ることで、表向きには「10〜12曲」ほどのものになるという。最後に三つ目は、ビリー・コーガンが新作のアルバムのために楽曲制作をするというものとなっている。「しばらくのところは新曲を演奏するのは億劫な感じなんだ。だから、そうした曲を必ずしもみんなと共有するわけじゃないんだけど、少なくとも皆とその過程については少し話をしたいとは思っててね」と彼は語っている。ビリー・コーガンは新たなソロ・アルバムの制作にリック・ルービンと共に取り組んでいる。
ビリー・コーガンは「サーティ・デイズ」プロジェクトでの移動について「前回はなんとなく高速66号線でそのまま西に向かったんだ」と語っている。「今回は本当にそこらじゅうに行く予定だよ。カロライナのほうにも多分いずれは行くかな、ルイジアナのほうに南下してみたり、テキサスを横断してみたり……一緒にいろいろ考えることのできる友達のもとを訪ねてみようかな」
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