Alasdair Mclellan/Press

Photo: Alasdair Mclellan/Press

ザ・エックス・エックスのオリヴァー・シムは最新インタヴューでアルコールとの闘いについて語っている。

ザ・エックス・エックスは1月13日にサード・アルバム『アイ・シー・ユー』をリリースする予定となっており、セカンド・アルバム『コエグジスト』の時期が終わった後に直面した困難について語っている。

ジェイミー・エックス・エックスがソロ・アルバム『イン・カラー』のレコーディングとツアーを行い、ロミー・マドリー・クロフトがロサンゼルスへ拠点を移している間、オリヴァー・シムはロンドンの自宅にいたという。その頃、自己不信と自己実現の間で揺れ、「部屋で最も飲んだくれていることがちっともチャーミングじゃない年齢に達していた」と語っている。

彼は「ピッチフォーク」に次のように語っている。「ここ数年は言い訳と共にすごく街に繰り出してたね。それで騒いでたんだよ。大人になることと格闘してたんだ。友達でも落ち着き始めた奴とかがいたからね。そうはなりたくなかった」

「それでよくある如く、アルコールだよね。いちかバチかだったんだよ」と彼は続けている。「それで、結局ダメだったんだよね」

また彼は最後に飲んでから1年以上が経過していることも明かしており、バンドメンバーの介入が断酒を手助けしてくれたいう。「飲まないでおこうなんてまず考えない人間だったからね……まったくもってね」と彼は説明している。「みんな、自分の意見を言うんだけどさ。俺の場合、問題は自分自身だと思ってたからね。それで、自分と距離をとってみた時に、『他のメンバーはどうやって知るんだろう?』って思ったんだ」

「実際、本当に密告者がいたんだ。ロミーとジェイミーがそれぞれ一人ずつ俺と向き合ってくれたことが……一縷の望みだった。俺自身がクリエイティヴじゃなかったという事実がこたえたね。俺は飲んだほうがクリエイティヴになれるって自分を騙してたんだ」

オリヴァー・シムはアルコールとの闘いについて“Naive”という曲で、「みんなが僕を救おうとする/楽しんでるようには見えないのかな?」という一節を書いたが、最終的にアルバムでは使われていないという。

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