Andy Hughes/NME

Photo: Andy Hughes/NME

ザ・リバティーンズのフロントマンであるピート・ドハーティは、新作のツアーに乗り出す際、バンドと一緒に、ドラッグについてのカウンセラーを帯同させる予定だという。

ピート・ドハーティの薬物との闘いは、長きに亘って報じられてきており、今年の初頭にタイにあるホープ・リハビリテーション・センターでリハビリの治療を終えている。

『ザ・サンデー・テレグラフ』紙によれば、ピート・ドハーティのカウンセラーであるディラン・カーは、11月に予定されているメキシコでのフェス出演やその後の日程も含めて、バンドに同行する予定だという。ザ・リバティーンズの広報担当者は『NME』に対してもこの報道を認めている。

『ザ・サンデー・テレグラフ』紙は次のように報じている。「ピート・ドハーティのドラッグ・カウンセラーは、バンドの最も近くにいる人間の一人となっている。32歳のイギリス人であるディラン・カーに今夜会うことができたが、彼はバンドが本拠地としているスタジオに5週間いるという」

「最初にピート・ドハーティは健康面でいい状態にあるのか尋ねてみた」と記事は続いている。「『うーん、今それに答えるのは難しいね』とカーは答えている。患者との秘密保持のことを考えて躊躇したようだ。『彼は今うまくいっていて、明らかにすごく楽しそうなんだ。パフォーマンスの面でもいろんな点で本当に素晴らしいからね。彼は見事にやってのけてるんだよ』」

ザ・リバティーンズは、11年ぶりとなる新作『リバティーンズ再臨』を9月4日にリリース予定だ。12曲を収録した同作は、2002年発表のファースト・アルバム『リバティーンズ宣言』と2004年発表の『リバティーンズ革命』に続き3作目となる。

バンドは、待望のニュー・アルバムのリリースを記念して、ロンドンのカムデンにある有名な会場、ダブリン・キャッスルにて「ウィーク・オブ・シェナニガンズ(※いたずらの1週間)」と題したイベントを開催するという。アルバムのリリースを記念して、ザ・リバティーンズは数々のイベントを主催するが、その中には写真展やドキュメンタリーのスクリーニング、アルバムの試聴会、パブでのクイズ大会、その他の「サプライズ」イベントなどが含まれる。一連のイベントは8月31日からアルバム発売日となる9月4日の間に行われる予定となっている。

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