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フィフス・ハーモニーのカミラ・カベロによる脱退劇を受けてマシン・ガン・ケリーが自身の考えを明かしている。

マシン・ガン・ケリーにとってカミラ・カベロとのコラボレーションである“Bad Things”はキャリア最大のヒットとなっている。“Bad Things”は現在のところ全米シングル・チャートで最高位10位を記録している。

現在、フィフス・ハーモニーとカミラ・カベロの間で論争を呼んでいる今回の脱退劇だが、マシン・ガン・ケリーはコラボレーションもあり、カミラ・カベロを擁護している。

「カミラのことは知ってるけど、策略めいたものはなかったよ。隠し事はなかったね」と彼は最新のラジオ・インタヴューで語っている。「でも、あの脱退が発表されたのが“Bad Things”でゴールド・ディスクをもらった日だったのは妙だったね。ああいうことが起こって、決して素晴らしいタイミングではなかったからね。でも、ゴールド・ディスクは純粋なものだからね」

フィフス・ハーモニーとカミラ・カベロはそれぞれ声明を発表しているが、カミラ・カベロは脱退について事前に相談してきたと主張している。

カミラ・カベロがソーシャル・メディアに投稿した声明の全文訳は以下の通り。

「15歳の時、私は才能に溢れた4人の女の子たちとグループを組めるという幸運に恵まれました。私たちは一緒に夢を叶えるチャンスを与えられた、当時はお互いの存在すら知らなかった5人の見知らぬ女の子たちだったのです。それから5年近くが経ちましたが、私にとってこれまでの人生でも一番大切なチャプターになりました。グループとして私たちが成し遂げたことは誇りに思っていますし、グループにいられたことを生涯誇りに思い続けるでしょう。
 フィフス・ハーモニーのアカウントが投稿した声明文については聞かされていませんでしたし、ショックでした。ツアー中もグループの将来について必要不可欠な議論は長時間にわたっても続けてきましたし、メンバーも私の気持ちを分かってくれていたはずです。私のマネージャーから『グループを脱退する』と知らされたと書かれていますが、事実無根です。メンバーが書いているような将来の話も同様です。私は来年もソロ活動を続けるつもりでしたが、こんな風にフィフス・ハーモニーを離れるつもりはありませんでした。こんな風にこのチャプターが終わりを告げてしまうのはとっても悲しいことです。私はこれからもメンバー1人1人を、そしてグループを応援し続けます。私が祈っているのは幸運だけです。世の中のあらゆる成功と本当の幸せが彼女たちに訪れますように。
話し合いの中でメンバーにも伝えましたが、私はいわばみんなを励ましたいのです。自分の心が弾むようなことや生きる目的のために勇気を持つこと、自分がそのモデルになって導けるような人になりたいのです。自分の幸せは自分の責任です。人生は一度きりですし、自分にどれだけ時間があるかなんて分かりません。お金やトロフィー、SNSのフォロワーや名声、成功体験を伝えたいわけじゃありません。私たちは、生きてるんだって実感させてくれる、思い出に残る出来事や自分の人生を大好きになれる瞬間を伝えたいのです。新たなチャプターは不安ですが、安心できることにしがみついたり、過去を後悔する方が恐いことなのです。
 来年は自分の音楽を作って、私の思いをたくさん伝えたいと思っています。私たちの素晴らしいファンたちへ、私はこれからも、たくさんのことが得られたグループの一員になる機会を与えてもらったことを感謝し続けます。それからもっと感謝したいのは、一緒にフローズン・ヨーグルトを食べに行けたこと、音楽について語り合えたこと、みんなで歌詞と睨み合えたこと、お互いのピースが埋まるようなハグをしたこと、言葉では書けないくらいの愛情、私らしくいさせてくれたことでした。みんながごく普通の5人の女の子たちの夢を叶えてくれたのです。みんなと私たちで、別々の文化、バックグラウンド、色、体型、言葉、音楽の趣味を持ちながら、一つの夢を目指す女の子たちの素晴らしいストーリーを書き上げることができました。その夢を私はずっと忘れません。私はそろそろ歩みを進めなければなりません。私は今までみんなに、恐れないこと、愛のために人生を生きること、幸せになれることをするように伝えてきました。飛び降りたくなるくらい今は恐いですが、ワクワクしてるし楽しみでいっぱいです。だって私は、何が起きても自分の心に従えば大丈夫って知っています。また旅の途中ですが、みんなに会えることを祈っています。

愛だけを込めて。

カミラ」

“Bad Things”のミュージック・ビデオはこちらから。

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