PRESS

Photo: PRESS

トゥパック・シャクール、パール・ジャム、イエス、ジャーニー、エレクトリック・ライト・オーケストラ、ジョーン・バエズが2017年にロックの殿堂入りを果たすことが発表されている。

ロックの殿堂は1983年に立ち上げられ、毎年、音楽シーンやカルチャーにとって重要なバンドやアーティストを殿堂入りさせている。

昨年はN.W.A.、チープ・トリック、シカゴ、ディープ・パープル、スティーヴ・ミラーが殿堂入りしている。N.W.A.の殿堂入りはある界隈では物議を醸すことになり、キッスのジーン・シモンズはラップ・アクトの殿堂入りを批判していた。

2017年の候補としてはシック、デペッシュ・モード、ジェーンズ・アディクション、ジャネット・ジャクソン、クラフトワーク、MC5も候補に挙がっていたが、今年の殿堂入りからは外れている。

「僕らやバンドの歴史に関わってきたすべての人にとってなんて光栄なことだろう」とイエスのギタリストであるスティーヴ・ハウは語っている。「数十年にわたって情熱的で、闘いを続けるのを手助けしてくれたすべてのイエスのファンに感謝するよ。僕らの包括性を常に求めてくれたのはファンなんだ。彼らの声が取り入れられてきたんだ」

「亡くなったクリス・スクワイアを讃えて、来年の春にこの栄えある賞を受け取るのを楽しみにしてるよ。自身の音楽的ヴィジョンが最終的にこうして認められたことを知ったら彼も喜んでいたと思うんだ」とドラマーのアラン・ホワイトは語っている。

「僕らに投票してくれたすべての人に感謝するよ。クリーヴランドで会おう」

イエスのバンド・メンバーのうち、正式にロックの殿堂入りを果たすのは、現メンバーであるアラン・ホワイトとスティーヴ・ハウに加え、亡くなった結成メンバーであるベーシストのクリス・スクワイア、元メンバーでシンガーのジョン・アンダーソン、ドラマーのビル・ブラッフォード、キーボーディストのトニー・ケイとリック・ウェイクマン、ギターのトレヴァー・ラビンとなっている。

一方、ナイル・ロジャースは音楽的卓越性についての賞を受賞することも発表されている。

授賞式は来年の4月7日にブルックリンのバークレイズ・センターで行われる。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ