AC/DCは「ロック・オア・バースト」ワールド・ツアーを記録した新たな書籍を刊行する見込みだという。
バンドによる初の公式書籍と銘打たれたこの書籍は、17ヶ月にわたってバンドを撮影してきたラルフ・ラーマンの写真が掲載されるという。本にはツアー・ファクトや図表、ツアー・グッズなども掲載される。
いくつか違うバージョンが発売されることも決定しており、「レザー・アンド・メタル」バージョンと題されたものではAC/DCのロゴの入ったスリップケースが付属するという。予約は来年春から開始され、来年夏に刊行される。
刊行を発表したバンドのオフィシャル・サイトはこちらから。
http://www.acdcrockorbustbook.com/
このツアーではフロントマンのブライアン・ジョンソンが聴覚喪失の可能性があったため、医師の指示に従ってツアーをストップさせ、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズが代わってフロントマンを務めている。
動物と音楽の関係に関する最新の文献によると、サメはAC/DCやヘヴィ・メタルの音楽を好むという発表がなされている。
音楽サイト「チーム・ロック」によれば、文献『ザ・マイス・フー・シング・フォー・セックス:アンド・アザー・ウィアド・テイルズ・フロム・ザ・ワールド・オブ・サイレンス』において、ホホジロザメは特にAC/DCの“You Shook Me All Night Long”や“If You Want Blood (You Got It)”といったアンセムに反応を示すという。
サメは実際には耳を持たないが、本文献の共同著者である「ラジオX」のDJのリアーナ・バードと神経科学者であるジャック・ルイス博士によると、サメたちはヘヴィ・メタルによく見られる低音の振動の波に惹き付けられているのだとしている。
オーストラリア南部で船舶のレンタル店を経営しているマット・ウェラー氏が、ヘヴィ・メタルが流れていると、サメたちがとても穏やかな様子であることに最初に気付いたのは2011年だった。
マット・ウェラー氏は、オーストラリアの放送局「ABCニュース」に対して、当時、以下のように語っている。「(カリブ海の)グアドロープでダイビングしてた男と話してたんだけど、ダイバーの中には水中で音楽を流すやつがいるんだって。特定の曲を流すとサメの行動が変化するのが本当にわかるって、僕らも話をしてたし、ダイバーたちも言ってたよ」
「僕の持ってるアルバムを使って調べてみたんだけど、AC/DCがまさにこれって感じなんだ。サメの行動がいつもより好奇心に満ちた感じになって、まったく攻撃的でなくなるんだ。スピーカーを水中に置いた時のうちの何度は、サメたちは通り過ぎてしまったんだけど、顔をスピーカーに擦りあわせたりしてる様子は、本当に奇妙な感じだったな」
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