2017年1月4日にZepp DiverCityとZepp Nambaで最新中南米ツアーのドキュメンタリー・フィルム『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』と歴史的ハバナ公演を収録した『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』が上映されるザ・ローリング・ストーンズだが、メンバーがこの2作品について語っている。
キース・リチャーズのレインスティックを使った儀式やロン・ウッドが過去に共作したブラジルのアーティスト、イヴァルド・グラナートとの再会、ミック・ジャガーによるアルゼンチンのレコレータ墓地での散歩まで、『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』ではザ・ローリング・ストーンズのメンバーの様々な表情が描かれている。
「俺たちはこの映画をグラナートに捧げるよ。というのは、俺たちが訪れた後すぐに彼は亡くなったんだ」とトロント国際映画祭の上映会でロン・ウッドは米『ビルボード』誌に語っている。「彼は安らかに息を引き取ったんだ」
ロン・ウッドとイヴァルド・グラナートはブラジルで再会を果たしており、映画の中で1つのキャンバスに一緒に向かって絵を描く姿が収められている。「彼が英語で言えるのはこれだけなんだ、『アイ・ラヴ・ユー』ってね」
ロン・ウッドは次のように続けている。「面白い話があるんだけどさ。映画で撮影されたその絵が俺の家に送られてきたんだ。彼が俺に送ってくれたんだけどね。というのも、撮影後に俺たちは作品を描き終えていて、『送っておくよ』って彼が言ってくれたんだよね。それで、ロンドンの俺の家に届いたんだけど、それが彼が亡くなったその日だったんだよね。本当に愛しい奴だよ」
また、歴史的公演となったハバナ公演については次のように語っている。「俺は数人の現地のジャーナリストとそこで会ったけど、昔に戻ったみたいだったよ。美しかったね。彼らは本当に真面目だった。飢えてるようだった。彼らはろくに食べてないんだ。ろくな宿もないんだ。だからこそ、音楽はとても貴重で胸に刺さるんだ。ただ、そこでは土になるんだ。音楽に出会うとね」
一方、キース・リチャーズはハバナ公演について次のように語っている。「今でもキューバは奇妙な体験だったと思うね。信じられないエネルギーがそこにはあってね。希望的なよりよい方向に物事が拓けてるんだ。誰も携帯電話を耳に当てて歩いていないのがとても面白かったし、自分自身、リフレッシュされるのがわかったよ。同時に、変化を起こすのが楽しみだった。俺はそれをこじ開ける最初のグループの1人になれるのが嬉しかったよ」
1月4日に行われる2作品同時上映は全世界でも初の試みで、入場者全員に『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』と『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』のヴィジュアルが両面にデザインされたクリアファイルがプレゼントされることも発表されている。
上映の詳細は以下の通り。
ストーンズ姉妹作、新春豪華2本立てプレミア・ライヴ絶響上映@Zepp東阪
上映作品:
最新中南米ツアー・ドキュメンタリー・フィルム『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』
最新ライヴ映画『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』
日程:2017年1月4日(水)
開場:13:30 開演:14:00 終演:18:00(予定)
会場:Zepp DiverCity(TOKYO)、Zepp Namba(OSAKA)
座席:センターエリア・シート 及び 一般指定席(いづれも1Fのみの販売になります)
上映順:以下の順序になります。
・『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』
2016年/105分/16:9/BD/2ch/日本語字幕
・『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』
2016年/110分/16:9/BD/2ch/日本語字幕(※映画館上映限定のメンバー・インタビューは収録されておりません)
チケット:
本日12月1日(水)15時より、販売受付開始
前売券:センターエリア・シート4,200円(税込) / 一般指定席3,200円(税込)
当日窓口料金:センターエリア・シート4,700円(税込) / 一般指定席3,700円(税込)
※ご入場時に、別途ワンドリンク+500円をいただきます。※入場者特典付(先着での配布になります。配布はなくなり次第終了とさせていただきます)
※全席指定 ※1Fの座席のみの販売になります
更なる詳細は以下のサイトで御確認下さい。
http://www.110107.com/zepp-de-zekk
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