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元AC/DCのドラマーであるフィル・ラッドが、今後のライヴについてバンドに再加入したいとの思いを明かし、「やるべきことはたくさん残っている」と語っている。

フィル・ラッドは、メタンフェタミンと大麻の所持、殺人の脅迫の罪で逮捕され、7月9日に8ヵ月の自宅拘禁との判決が下された。逮捕以来、AC/DCのライヴでは演奏をしていないものの、最新作の制作には参加していた。現在、バンドはクリス・スレイドをドラマーに迎えてワールドツアーを行っている。

現地時間8月9日にニュージーランドのテレビ番組「3D」に出演したフィル・ラッドは、自身の逮捕や将来の計画について赤裸々に語っている。

フィル・ラッドは、AC/DCに復帰したい思いについて次のように語っている。「今は考えることが山ほどある。俺は大人になったが、年を取ったわけじゃないんだ。その違いを分かってほしい。俺はまだドラムをプレイしたいし、やるべきこともたくさん残っている。俺が問題を解決し始めたことは間違いない。だから奴らのところに戻って、再出発するチャンスが欲しいんだ」

また、今後の活動について次のように語っている。「仕事を取り戻して、ツアーに復帰し、大金を稼ぐ。それが俺がやろうと思っていることなんだ。クリス・スレイドはいいドラマーだが、ステージで何をやっているのか、俺にはさっぱり分からないね。クリスに敵対心を抱いているわけじゃないが、正式に職を得たんじゃないことを願ってる。適任なのは、この俺だよ」

フィル・ラッドは先日、自宅拘禁の条件に違反したとして再逮捕されたが、無罪を主張している。61歳のオーストラリア人ドラマーは、7月18日、刑の条件に違反した疑いがあるとして逮捕されていた。

フィル・ラッドは、11月に行われる今回の違反に対する事情聴取まで、保釈中の自宅拘禁が継続されることとなっている。

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