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ビョークが先日発表したツアーのキャンセルについてコメントを寄せている。

ビョークは、先週「私たちでコントロールすることのできないスケジュールの重複があったため」いくつかのツアーおよびフェスティバル出演をキャンセルすることを発表した。

ビョークは、夏から秋にかけて、8月15日にフランスのサン・マロで開催されるラ・ルート・デュ・ロック、10月30日に開催のピッチフォーク・ミュージック・フェスティバル・パリ、および11月4日から7日まで開催されるアイスランド・エアウェイブスへの出演が決まっていたが、すべてキャンセルしている。しかし、この週末に開催されたウィルダネス・フェスティバルではパフォーマンスを行った。

これに関してビョークはフェイスブック上で次のようなメッセージを投稿している。「昨晩のコンサートについて、みんなに感謝したいの!!!! 言葉にできないくらいこのツアーには感謝を感じてるの。ツアーのクルー、プロモーター、ミュージシャン、マネジメント関係者、デザイナー、そして何より、私の身の回りの小さなチームと、オーディエンスのみんなにありがとうって言いたい!!! 本当に途方もない時間だったわ!!」

さらにこう付け加えている。
「このアルバムの楽曲を歌うことは、感情的に激しい作業だったし、他のアルバム制作とは違う時間に支配されていたわね。ちょっとこのアルバム独自の対処が必要だったというか、音源流出に緊急対応しなくてはならなかったのも、私の力ではどうすることもできなくてツアーをキャンセルすることになったのも、このアルバムのそうした性質のためなの。これまで何年間かツアーで頑張ってきた分、今度のことに関しては、みんなの理解を得られればと望んでいるわ」

ビョークは、彼女にとって通算9作目となるアルバム『ヴァルニキュラ』のプロモーション活動を行ってきた。『ヴァルニキュラ』は、予定よりも2ヶ月リリース日を前倒して、今年1月にリリースされ、ファンを驚かせることになった。

ビョークは、リリースの直後にフェイスブックを通して、『ヴァルニキュラ』が「失恋についての作品」だと説明し、さらに続けてこのアルバムが、アーティストのマシュー・バーニーとの破局から影響を受けていると綴っている。

キャンセルされた公演日程は以下の通り。

ラ・ルート・デュ・ロック (8月15日フランス、サン・マロ)
ピッチフォーク・ミュージック・フェスティバル・パリ(10月30日フランス)
アイスランド・エアウェイブス(11月7日アイスランド、レイキャビック)

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