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ロビー・ウィリアムスは不安神経症に悩まされているゼイン・マリクにアドバイスを贈り、元ワン・ダイレクションの彼に「勇気を出してくれ」と語っている。

今年6月、キャピタルFM主催でウェンブリー・スタジアムにて開催されたサマータイム・ボールへの出演をゼイン・マリクはキャンセルしており、「キャリアでも最悪の不安神経症」を理由に挙げていた。彼はその後10月のドバイの公演もキャンセルしている。

10月の公演をキャンセルした時の声明は以下の通り。「ここ3ヶ月以上にわたってソロでの正式なライヴ・パフォーマンスのため極度の不安神経症に打ち勝とうと取り組んできました。進歩は感じられるのですが、10月にドバイで予定されている公演を前に進めることができると十分に確信を持てないことを本日認めなければなりません」

自身も不安神経症に悩まされてきたロビー・ウィリアムスは、イギリスのラジオ局「キー103」主催のクリスマス・ライヴの場でマイク・トゥーランとケリー・ペグに対していくつかのアドバイスを提示している。

「そうだな、彼はプロモーションなんかを止めてしまったんだよね」とロビー・ウィリアムスは語っている。「彼が不安神経症を患ってるのは知ってるよ。ちょっとしたアドバイスとしては、セラピーっぽい話になるけど、人っていうのはある日自信を見つけて、そこに飛び込んでいけば、自信のほうも自分のことを見つけてくれる、そんな風に思い込んでるんだ。でも、そんなことはあるわけなくて、できることは勇気を出すことだけなんだ」

彼は次のように続けている。「だからゼインに言えることは、勇気を出してくれってことだよ。それしかないんだ。自信に溢れることは二度とないかもしれない。でも、勇気を出すことはできるんだ。そう言うだろうね。たとえ怖かったとしても、とにかくやってみるんだ」

自身の不安神経症の体験を振り返って、ロビー・ウィリアムスは次のように明かしている。「ずっとナーヴァスだったわけじゃないけど、疲弊した時はトラウマ的だったよね。ステージに立つ時は大半、ロビー・ウィリアムスが姿を現して、うまくいくんだ。俺たちはスイングして、すべてが素晴らしいんだけどね」

彼は次のように続けている。「そうやって大勢の人を目の前にすることになるわけだけど、たまに起きると、そこには自分一人しかいないわけだよね。それは本当にトラウマ的で、奇妙な感じなんだ。でも、そんなに頻繁に起きるわけじゃないんだけどね。昔は結構あったけどね、最近はそうでもないんだ。まだ起こりうるし、そうだね、怖いよ。でも、大方はまったく恐れてなどないんだ」

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