ビーチ・ハウスが通算5作目となるスタジオ・アルバム、『デプレッション・チェリー』より新たに2曲を公開した。
先月公開された同アルバムからのファースト・シングルとなる“Sparks”に続き、“PPP”と“Beyond Love”がボストンのラジオ局、WBURとのインタヴューの中で公開された。インタヴュー中に、この2曲の一部がそれぞれ公開されている。
WBURとのインタヴューの中で、ヴィクトリア・ルグランはアルバムの印象を語り、『デプレッション・チェリー』について、「私にとっては意味が変化し続けてるの。強いて言えば、いろんなことで溢れているのよ。愛、痛み、歳を取ること、喪失への対処、何かを手放すこと。結局は、聴く人が感じることだったり、聴く人の反応だったりを表しているのよ」と語っている。
アレックス・スカリーも次のように語っている。「僕たちのアルバムは、僕らの持っている音楽面での個性の一部なんだ。指紋みたいなものだね。音楽を作るときに、僕らの脳が作るものなんだ。その一部は、僕らが使う楽器そのものだったりする。僕たちはギター、オルガン、ドラム・マシーン、そしてリヴァーブを使って演奏する。新しいオルガンを見つけた時はいつでも、インスピレーションが湧いてくる瞬間といった感じだよ。この数年間で見つけたオルガンが2つあるけど、どちらも今回のアルバムで使ってるんだ」
“PPP”のクリップは約4分30秒あたりから、“Beyond Love”のクリップは7分ごろから。
『デプレッション・チェリー』はサブ・ポップより8月28日に発売予定で、『ブルーム』から約3年半ぶりのリリースとなっている。
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