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レディオヘッドの全楽曲のほとんどがスポティファイでストリーミング可能となっている。

レディオヘッドは、スウェーデン発のストリーミング・サービス「スポティファイ」への楽曲提供を差し控えていた過去がある。2013年にフロントマンのトム・ヨークはスポティファイについて「死にゆく身体が最後のあがきとして放つオナラ」と評しており、その年、トム・ヨークとプロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチは音源をスポティファイから引き上げている。

しかし、米「コンシークエンス・オブ・サウンド」によれば、これまで提供されていなかった『ザ・キング・オブ・リムズ』のBサイド曲”Supercollider”と”The Butcher”が18日に公開され、現在スポティファイでレディオヘッドの全楽曲がストリーミング可能になっているとのことで、その中には先日公開された2009年発表のシングル“Harry Patch (In Memory Of)”と“These Twisted Words”も含まれている。

「コンシークエンス・オブ・サウンド」は公式楽曲のなかでもいくつかのレア曲には例外があるとしており、ファースト・アルバム『パブロ・ハニー』期の例外曲”Pop Is Dead”や、EMIによって選曲されてバンドが関与することなくリリースされた2008年の『ザ・ベスト・オブ』は公開されていない。

レディオヘッドは、最新作『ア・ムーン・シェイプト・プール』を今年5月8日にバンドのオフィシャル・サイトやアップル・ミュージックやタイダルといったストリーミング・サービスで先駆けて公開し、スポティファイでは6月17日にアルバムがフィジカル・リリースされるのに合わせて公開している。

18日に公開された”Supercollider”と”The Butcher”の音源はこちらから。

レディオヘッドの『ア・ムーン・シェイプト・プール』は、ラフ・トレード・レコーズが先日公開した今年のベスト・アルバムで12位にランクインしている。

ランキングのトップ10は以下の通り。

1. Post Pop Depression – Iggy Pop
2. Malibu – Anderson .Paak
3. Midwest Farmer’s Daughter – Margo Price
4. Under the Sun – Mark Pritchard
5. Changes – Charles Bradley
6. Hopelessness – Anohni
7. A Weird Exits – Thee Oh Sees
8. My Woman – Angel Olsen
9. Sport- Powell
10. Teens of Denial – Car Seat Headrest

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