GUY EPPEL

Photo: GUY EPPEL

モリッシーはバッキング・バンドのメンバーが楽屋で倒れたために11月14日に予定されていたアメリカでの公演をキャンセルしている。

この日、モリッシーはコロラド州ボルダーでソールド・アウトとなっていた公演を行う予定だったが、開演予定時間の15分前にモリッシーはステージ上で観客に説明し、キーボーディストのグスタヴォ・マンズールが病気となったことを明かしている。

「僕らの素晴らしい友人であるグスタヴォが倒れて、今、地元の病院にいるんだ」とモリッシーは観客に語りかけている。「彼に何が起きたのかは分からない。でも、僕らは家族だからね。共にあるんだ。彼に何が起きたかが判明するまで動けないんだよ。これが先に出てきた理由なんだ。僕らにできることは待つことだけだ」

「しばらく楽屋で待ってみて、彼に何が起きたのか見てみようと思う。マジカルな回復を見せないかってね」と彼は続けている。

20分後、ギタリストのジェシー・トバイアスがステージに上がり、公演がキャンセルとなったことを観客に知らせたという。

公演のプロモーターからも「購入場所でチケットの払い戻し」が行われる声明が発表されており、次のように続けている。「今夜のソールド・アウトとなっていたモリッシーの公演がメンバーの重病のためにキャンセルしなければならないことを非常に残念に思っています。今回の件による御不便についてお詫びすると共に、すぐに日程を再調整した公演を発表できればと思っています」

モリッシーによる観客への説明の模様はこちらから。

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Gustavo collapsed!!! Waiting!!!! Send prayers!!! #bertababe #morrissey #moz #moztour2016 #denvernightlife

Albertaさん(@bertalynnonly)が投稿した動画 –

モリッシーも近年病を抱えており、2014年10月には癌に関連した一連の手術を行ったことを明かしている。「既に4度もガン細胞を切除したんだ。でも、いずれにせよ、死ぬ時は死ぬし、そうじゃない時はそうじゃないんだろうけどね」

また、2013年に南米ツアーで食中毒を起こした際には「正式に9分間、心肺が停止した」と主張している。

モリッシーは癌の治療によって「消耗させられている」と先日明かしている。

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