クラフトワークは、予定されているブエノスアイレスの公演について同都市ではエレクトロニック・ミュージックのイベントが禁止されているものの、行われることになるという。
今年4月、タイム・ワープ・フェスティバルでの6人の死者を出した事故の後、ブエノスアイレスはすべてのエレクトロニック・ミュージックのイベントの禁止令を出している。地元政府は、音楽イベントでのドラッグ関連の死亡事故を防ぐための新しい法律ができるまでは主要なエレクトロニック・ミュージックのイベントでも許可されないだろうと語っているという。
エレクトロニック・ミュージックの先駆者であるクラフトワークは、11月23日にブエノスアイレスのルナ・パーク・スタジアムでライヴを予定しているが、先日、キャンセルとなる可能性が報じられていた。エレクトロニック・ミュージックのイベントの禁止令は「シンセサイザーやサンプラーを主な楽器として使用する」バンドに適用されるもので、クラフトワークにも適用されると言われていた。
しかし、プロモーターのムーヴ・コンサーツは今回、地元当局と協力して、ライヴが間違いなく行われることを保証すると発表している。
プロモーターは声明で次のように述べている。「先週金曜日からの前向きな進展と、ブエノスアイレス市とブエノスアイレス裁判所による共同の尽力のおかげで、クラフトワークが11月23日にルナ・パーク・スタジアムで公演を行うことが正式に決定したことを、お伝えできればと思います」
クラフトワークは2017年にUKツアーを予定しており、来年のロックの殿堂にもノミネートされたことが明らかになっている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.