ア・トライブ・コールド・クエストは現地時間11月12日に「サタデー・ナイト・ライヴ」に出演した映像が公開されている。
ア・トライブ・コールド・クエストはラスト・アルバム『ウィ・ゴット・イット・フロム・ヒア・サンキュー・フォー・ユア・サービス』を11月11日にリリースしており、今回のパフォーマンスはMCのファイフ・ドーグが亡くなってから初めてのものとなっている。
コメディアンのデイヴ・チャペルがゲストとして司会を務めた11月12日の放送で、Qティップ、ジェロビ・ホワイト、アリ・シャヒード・ムハマドの3人は2度にわたるパフォーマンスを披露している。ア・トライブ・コールド・クエストは『ウィ・ゴット・イット・フロム・ヒア・サンキュー・フォー・ユア・サービス』より“We The People….”と“The Space Program”の2曲を披露し、“The Space Program”ではバスタ・ライムズとコンシークエンスが参加している。
“We The People….”ではファイフ・ドーグのパートで、ファイフ・ドーグの写真を使ったバックドロップが登場する演出となっている。
『ウィ・ゴット・イット・フロム・ヒア・サンキュー・フォー・ユア・サービス』は1998年にリリースされた『ザ・ラヴ・ムーヴメント』以来18年ぶりのアルバムとなっており、Qティップは「ファイフの死によってようやくアルバムを出す気になった」とし、「ファイフと共に俺達らしさを忘れずに、でもそこだけに捕われることにないようにしようと言ってたんだ。だから好きな曲は何だって聴いたよ、クイーンからケンドリック・ラマー、そしてラキムっていうふうにね。いろんなレコードを聴いて、そこから共通項を見つける音のエクササイズさ」と語っている。
「サタデー・ナイト・ライヴ」の模様はこちらから。
この回の「サタデー・ナイト・ライヴ」はアメリカ大統領選挙の結果を受けたものとなっていて、出演者のケイト・マッキノンが、敗れたヒラリー・クリントンの格好でレナード・コーエンへの追悼の意を表明し、“Hallelujah”のカヴァーを披露している。
その模様はこちらから。
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