リリー・アレンは、子供と一緒にタクシーを捕まえようとしている際、自身に対して「お前を乗せてくれる移民を探せよ。バカなふしだら女だな」と言ってきた運転手を批判している。
先日、リリー・アレンは難民キャンプで暮らす身寄りのない子供たちと対面を果たし、涙ながらの謝罪をしたことで話題となり、賛否両論を呼んでいる。このことにより、批評家やインターネットから「シャンパン社会主義者」といった非難を浴びることになった彼女は、それらの非難に対して自身の見解を語っている。また、彼女は自身や元サッカー選手のゲーリー・リネカーらを沈黙させようとしているメディアについても批判している。
「私は、自分にできる手助けをしたかったから、カレーを訪れたの。この危機の最中、報道機関によって悪魔のように扱われている難民者がいる。だから人々に人間性を取り戻して欲しいと思ったの」と彼女は綴っている。
今回、彼女は子供の前で「お前を乗せてくれる移民を探せよ。バカなふしだら女だな」と言われたことへの不快感を露わにしながらも、差別を批判し、「こうした愚かで、不快な無知を一緒に撲滅させましょう」と呼び掛けている。
Just tried to get in a black cab with my kids. The driver looked at me and said , 'find an immigrant to drive you you stupid tart'
— lily allen (@lilyallen) October 28, 2016
「子供と一緒に黒のタクシーに乗ろうとしたんだけど、運転手が私を見て『お前を乗せてくれる移民を探せよ。バカなふしだら女だな』と言ってきたわ」
Having lived a life of privilege, that interaction has given me a tiny glimpse of what it feels like to be discriminated against.
— lily allen (@lilyallen) October 28, 2016
「特権的な暮らしをしてるけど、このやりとりは差別待遇を受けた時の気分を少し分からせてくれたわ」
There is so much work to be done. But we can do it. Let's stamp out this stupid horrible ignorance together. #takeourcountryback
— lily allen (@lilyallen) October 28, 2016
「やり遂げなきゃいけないことはたくさんある。でも、私たちにはできるわ。こうした愚かで、不快な無知を一緒に撲滅させましょう」
I know. I catch black cabs all the time, London cabbies are the best in the world. https://t.co/vF9yLbQ0Nf
— lily allen (@lilyallen) October 28, 2016
「もちろん、私はいつも黒のタクシーを捕まえてきたわ。ロンドンのタクシーは世界でも最高よ」
リリー・アレンの、カレー難民キャンプ訪問は「Help Refugees UK」によって企画されており、彼らの志に賛同する人は、以下のサイトより寄付ができるようになっている。
https://mydonate.bt.com/donation/start.html?charity=127188
来月、ロンドンでは難民の子供たちのためのチャリティ・ライヴも予定されている。このライヴにはエド・ハーコートやカール・バラー、ソフィー・エリス・ベクスター、ザ・マジック・ナンバーズらが出演する予定となっている。
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