マーク・ロンソンは、ザ・チェインスモーカーズがレディー・ガガの楽曲 “Perfect Illusion”を批判したことを受けて反論している。
チェインスモーカーズのアレックス・ポールは、米『ローリング・ストンーズ』誌に対してレディー・ガガの復帰シングルである “Perfect Illusion”について「ひどい」と発言している。
アレックス・ポールは次のように続けている。「それに、あの曲にはたくさんの才能ある人々が関わっている。でも……」
マーク・ロンソンはこれを受けて、現地時間の10月29日にザ・チェインスモーカーズに対して次のようにツイートしている。「カリスマに見向きもされない2小節のエイブルトン(DTMソフトの名称)・ループのチャンピオンに戻ったら? せいぜい続く限りはやってろよな、野郎ども!!」
彼は追伸としてお金を稼ぐための低リスク投資に関する記事へのリンクも付け加えている。
Back to being the charisma-bypassed champions of 2 bar Ableton loops? Well, smash it while it lasts, fellas!! P.S. https://t.co/GAH1x0AGOI https://t.co/kQWsjfKTn0
— Mark Ronson (@MarkRonson) October 29, 2016
先日、レディー・ガガはザ・チェインスモーカーズに向けて、新曲“A- Yo”に言及して「たぶん、あなたたちはこっちのほうが好きだと思うわ」とツイートしている。
一方、マーク・ロンソンとブルーノ・マーズは “Uptown Funk”に関して著作権侵害で訴えられている。
80年代初頭に活動していたファンク・バンドのコラージュは、 “Uptown Funk”の幾つかの部分が自身の1983年のシングルである “Young Girls”を「意図的に、そして明らかに真似したもの」であることを主張している。
『ピッチフォーク』誌によると、彼らの訴状は次のようなものだという。「情報と信念に基づけば、 “Uptown Funk”の主要な楽器の大半の特徴と主旋律が、意図的に、そして明らかに “Young Girls”を真似したものです。これには楽曲を通して何度も繰り返されるファンキーなギター・リフも含まれており、決してこれだけに限定されるものではありません。実際に、固有のベースラインやシーケンス、リズム、構成、ホーンのクレシェンド、構成するシンセサイザーがなかったなら、それぞれ流されてもほとんど見分けがつかないし、連続で再生されても著しく似ていることが分かります」
“Uptown Funk”の盗作疑惑に関してはこのことが初めてではなく、2月には女性のラップ・グループとしては最初期のグループの一つであるザ・シーケンスの自身の1979年のヒット曲“Funk You Up”を使用していると、訴訟には至っていないものの非難されている。
マーク・ロンソンとブルーノ・マーズは “Blurred Lines”スタイルの訴訟を避けるために、楽曲のクレジットに新しく5人の名前を加えている。ファレル・ウィリアムズとロビン・シックの2013年のヒット曲である“Blurred Lines”はマーヴィン・ゲイの1977年の楽曲 “Got To Give It Up”に似ているとして、訴訟を起こされ敗訴し高額の賠償金を支払うに至っている。
“Uptown Funk”に新しくクレジットされた3人は、 ザ・ギャップ・バンドのメンバーで、彼らは昨年“Uptown Funk”が自分たちの楽曲 “Oops, Up Side Your Head”に類似していることを主張していた。
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