フー・ファイターズのフロントマンを務めるデイヴ・グロールは、ニルヴァーナに加入した時のことを語るドキュメンタリー映画の映像が公開されている。
『ザ・スマート・スタジオ・ストーリー』と題された本作は、現在全米で巡回上映が行われており、今年のブラック・フライデーである11月25日のレコード・ストア・デイにDVDがリリースされる。ニルヴァーナのプロデューサーであると同時に、ガービッジのドラマーも務めるブッチ・ヴィグがウィスコンシン州で経営していたスタジオ、スマート・スタジオが題材となっている。
公開された映像では、サブ・ポップ・レコードの代表を務めるジョナサン・ポーンマンやデイヴ・グロールが、ニルヴァーナがどのようにしてブッチ・ヴィグと作業を共にするようになったかを語っている。デイヴ・グロールはニルヴァーナに加入した頃、バンドは今までにないようなサウンドに取り掛かっており、当時は「ブッチ、ブッチ、ブッチ」とひたすらヴィグ・ブッチの名を聞いたという。
「俺がバンドに加入した時、素晴らしい音のデモがあったんだ。すごく大きなサウンドで、これまでやってたのとは違うサウンドのものだったんだよね。そして、みんながブッチ・ヴィグについて語っていたんだよ。ブッチ、ブッチ、ブッチってね」
デイヴ・グロールがニルヴァーナに加入した当初を語る映像はこちら
先日、グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングはデイヴ・グロールから学んだライヴでのとあることについて説明している。
グリーン・デイは、10月7日に通算12作目のアルバム『レボリューション・レディオ』をリリースしている。このアルバムに先駆けて、タイトル・トラックと先行シングルの“Bang Bang”、“Still Breathing”が公開されていた。
バンドは米ラジオ番組「ザ・ハワード・スターン・ショウ」に出演した際、ホストのハワード・スターンから、ビリー・ジョー・アームストロングはどうやってガムを噛みながら歌う能力を身に付けたのかと尋ねられ、「誰に教わったと思う? デイヴ・グロールだよ」と彼は答えている。
ベーシストのマイク・ダーントは「(デイヴ・グロールの)ヒゲに引っ掛かってるんだ」とジョークを飛ばし、ビリー・ジョー・アームストロングは、自分はデイヴ・グロールの域にまで達していないと語っている。「今のところ、リハーサルでは上手くいくけど、ステージ上ではできないんだよね。どうやっても口にガムを留めておけないんだ」
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