先日亡くなったシラ・ブラックについて検死官は、スペインの別荘で倒れた後、脳卒中で亡くなったと発表している。
シンガーにしてTV番組の司会も務めていたシラ・ブラックは、スペインのエステポナにある別荘にてバルコニーで日光浴をしていたが、その際に倒れて、頭を打ったという。その転倒で意識不明に陥った彼女は、結果として脳卒中で亡くなることになったと、BBCニュースが報じている。
これまで死因については自然死と見られていて、転倒もその一因と報じられてきた。シラ・ブラックの遺族は、葬儀のために死体をUKに運ぶ許可を得たという。
また、今回の死を受けて、シラ・ブラックによる“Anyone Who Had A Heart”のカヴァーがUKのシングル・チャートにランクインする見込みであることが明らかになっている。彼女の楽曲を聴くファンが急増しており、週の半ばの発表でシングル・チャートの91位にランクインしている。オフィシャル・チャト・カンパニーは、今後さらに伸びるものと見ている。
人気デート番組「ブラインド・デート」の司会を務める前は、シラ・ブラックはビートルズの後ろ盾を受ける形で1960年代によく知られるようになった。11曲のトップ10ヒットがあり、なかでも1964年発表の“Anyone Who Had a Heart”と“You’re My World”は1位に輝いている。
シラ・ブラックの“Anyone Who Had A Heart”は1964年のリリース時、3週間1位を獲得しており、1960年代において女性による最大のセールスを記録したシングルとなることになった。
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