DEAN CHALKLEY/NME

Photo: DEAN CHALKLEY/NME

リアム・ギャラガーは来たる自身のソロ・アルバムについて二つの最新インタヴューで語っている。

リアム・ギャラガーはソロをやるほど「クソ野郎」じゃないとソロ・キャリアを否定していたが、その後、メジャー・レーベルのワーナー・ブラザーズとソロ契約を結んだことを発表し、アルバムは2017年のリリースが予定されている。

『ザ・テレグラフ』紙にリアム・ギャラガーは次のように語っている。「ダンスをするラスト・チャンスだと思ってるんだ。俺の言ってること分かるか? いくつかロックンロールの盛り上がる曲も入るけど、もっとソフトなジョン・レノンっぽいものもあるんだ。だって俺がそういう人間だからね。御存知の通り、俺はごまかせないからな。ごまかしなんか、お断りだよ。自分のやってることしかできないからね」

『ザ・サンデー・タイムズ』ではリアム・ギャラガーは「期待してもらっていいサウンドとしか言えないよ」と語っている。彼はファンがどんなサウンドになるのか、疑問を抱いていることを認識しているという。「言わずもがな懐疑的なところはあるよな。それが俺を刺激するんだ。身体をバカにされてる奴がいるんだけど、2分後にそいつが割れた腹筋で現れるみたいな感じだよ」

「俺はメディアのお得意さんじゃないからな。だから、みんな『あいつは曲を書けない』って言う。そして、多分俺は書けないんだろう。でも、今あるものは素晴らしいんだ。あらゆるものがちょっとずつ入ってるんだよ。いくつかはちょっと“Working Class Hero”みたいな感じで、俺のロールス・ロイスにピッタリなんだ。それと挑戦的な感じのサイケデリックなガレージ・ロックンロールとかね。あと、俺の好きな“Over”って呼んでる曲があるんだけど、アコースティックで、やわらかい声でね。素晴らしいんだよ。何人かの人々をつけ上がらせないものになると思うよ」

「肝心なのはヴォーカルがすごく豊かなサウンドだってことだよ」と彼は続けている。「すごくヤバいんだ。それと、少しいい感じのファルセットもあったりしてね。いい感じなんだ」

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