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イギー・ポップがヌード・モデルを務めたデッサン作品による展覧会が11月にブルックリン美術館で開催されることが決定している。

ニューヨーク・アカデミー・オブ・アートと、英国の芸術家ジェレミー・デレーによって企画された3月のデッサン教室でイギー・ポップは画家のグループのためにヌード・モデルを務めている。この体験についてイギー・ポップは「馬鹿げたことなんかじゃないんだ。俺の股間がどうとか、そういうことじゃないんだよ。素の俺に何が残ってるのかっていう記録なんだ」と語っている。

「ピッチフォーク」によれば、このデッサン教室で完成された作品群はブルックリン美術館で展示されるという。11月4日から始まるこの展覧会「イギー・ポップ・ライフ・クラス」は2017年3月26日までの開催が予定されている。

また、これらの作品群は展覧会と同名の画集として書籍化され、10月20日に刊行が予定されている。出版社による画集の表紙はこちらから。

今年3月にイギー・ポップは『エンターテインメント・ウィークリー』誌に、このたくさんの画家がいる部屋の中で彼らの作品のモデルを務めるという経験を楽しんだことを明かしている。

「アーティストによるアイディアをいいアイディアだと思ったんだ。21人のデッサンの生徒と交流し、アーティストと仕事をするのは本当に楽しかったよ」と彼は語っている。「部屋はすごくいい雰囲気だったんだ。これは週末の仕事として始めようとか、そういうことじゃないんだ。キャリアを始めた時に一度やったことがあるけどね。写真家のビル・キングとアンディ・ウォーホルのザ・ファクトリーの常連だったジェラルド・マランガに、服を着ずに写真を撮られたことがあるんだ。その時はね」

イギー・ポップは、それぞれのポーズを20分間求められたとのことで、時間の過ごし方について独自の方法を思い付いたという。

「クレイジーになることなく、こなす方法として、頭の中で自分のアルバムの曲を聴いてたんだ」と彼は明かしている。「俺は曲の長さがどれだけのものか分かっているからね。そうしたら必ず5曲目の半分のところで鐘が鳴らされてね。それで休憩となるんだ」

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