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ザ・ストーン・ローゼズのフロントマンであるイアン・ブラウンは運転免許の停止処分について回避されることになっている。

『マンチェスター・イブニング・ニュース』紙が伝えるところによると、イアン・ブラウンは現地時間9月16日にストックポートの治安判事裁判所に出廷し、時速約48キロ制限の区域を時速約60キロで走行した自身のスピード違反について認めているという。

イアン・ブラウンは免停の処分を受ける可能性があったが、運転を禁止されることは「不都合」 であり、「無実の第三者の人々」に不利益を与えると主張し、その例として両親であるジョージ81歳とジーン79歳に対して、買い物などの用事を済ませることを挙げている。

イアン・ブラウンはまた、週に2度ロンドンで息子のもとを訪れるためにも、そして「遠く離れた」場所でバンド・メンバーとのリハーサルを行うためにも車は必要だと述べている。

判決の中でポーリン・マクアードル裁判長はイアン・ブラウンに対し、「免停処分の回避に値する特別な事情があるとの申し出を考慮しました。今回は免停処分とはせず、12点の違反処分とします。本人以外の関係者に不利益が生じることを考慮した結果です。収入の減少についても考慮しましたが、それは主な理由ではありません」と説明している。

そして、「今回のような免停処分の回避を求める主張を再び提起することはできません。今後再び出廷することがあった場合には、同様の主張をすることは認められず、免許の停止処分となります」とも告げられている。

ザ・ストーン・ローゼズは現在、待望のサード・アルバムを制作中とされている。今年はこれまでのところ“All for One”と“Beautiful Thing”をリリースしている。

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