ジミー・ペイジは、レッド・ツェッペリンの再結成について、バンド・メンバーがもう一度一緒にやるしかるべき理由で同意できていないので、当分実現することはないだろうと語っている。
ここ数年、レッド・ツェッペリンの再結成については、ジミー・ペイジが再びギターを演奏することへの関心を表明していることもあり、実入りのいい再結成についての噂が常にささやかれてきた。しかし、「ザ・デイリー・ビースト」に語ったところによれば、再結成は実現しそうになく、ジミー・ペイジも失敗したことを認めているという。
「何度かやってみようとしたことはあるんだ」、2007年のロンドンでの再結成ライヴも含めてジミー・ペイジは何度か再結成を試みたという。「いつも慌ててやろうとする感じで、それでうまくいかないんだ。それこそ、O2はああした意図のもとでやったのが実現できた理由なんだよね。僕たちは何度もリハーサルを行って、ジョンの息子であるジェイソンも、なにかのおまけではなく、バンドの一員として感じてくれたんだ。ああいう感じでやらないとダメなんだよ。でも、もう一度できそうにないんだ。だって、僕ら全員が同意しなければならないし、しかるべき理由で同意できなければならないからね」
ジミー・ペイジは先日『NME』に対して、レッド・ツェッペリンの最後の3作品『プレゼンス』、『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』、『コーダ(最終楽章)』のリマスタリング作業が完了したのを受けて、「新たなプロジェクト」を追求してみたいと語っている。
ライヴ復帰について、ジミー・ペイジは今年の初め頃、再び演奏できるようになる前に「再調整」が必要だと語っていた。
現在は再びライヴ活動に専念していく道筋がはっきりしてきたと次のように語っている。「自分がやることのなかで最近あまり見られなかったのが、ギターを弾くことだ。今はすべてのエネルギーをギター演奏、そして自分の次のステップについて考えることに注ぐことができるようになったんだ」
さらに、「新しいプロジェクトになると考えてもらっていいだろう。誰とやるかについてはまだそこまで取り組む機会が来ていないのでわからないけれど、昔書いた楽曲でまた弾きたい曲はあるからね。楽しい時間になるよ」と付け加えている。
このジミー・ペイジの最新のコメントは、新たなグループを結成し、全キャリアに亘る彼の楽曲を演奏することを計画しているという昨年9月のニュースに続くものとなっている。
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