ミック・ジャガーとマーティン・スコセッシが製作しているディスコやパンク期のニューヨークの音楽業界を描いたドラマ「ヴィニル(原題:Vinyl)」の詳細が明らかになってきている。
ドラマ「ヴィニル」はミック・ジャガーの原案に基づいた作品で、2人の友人が音楽業界で40年間を生き延びるストーリーになるという。具体的には、ニューヨークのディスコ&パンク期のシーンで新たな才能を見つけることでレーベルを再生しようと奮闘しているレコード会社社長、リッチー・フェネスタを描いた作品になる。2016年にHBOで全9シリーズの放送が予定されている。
フィネスタを演じるのはボビー・カナヴェイルで、彼はマーティン・スコセッシがプロデュースしたHBOのドラマ・シリーズ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」で、ギャングのジップ・ロセッティを演じたことでよく知られている。フィネスタのモデルの妻、デヴォンを演じるにはオリヴィア・ワイルドで、ロングランの医療ドラマ「Dr. HOUSE」の演技で知られている。またミック・ジャガーの息子のジェイムス・ジャガーは、ドラマ内の架空のパンク・バンドであるザ・ナスティ・ビッツのヴォーカル、キップ・スティーヴンスを演じる。
「ヴィニル」の脚本家には、「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」や『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』の脚本を手がけたテレンス・ウィンターや、「ブレイキング・バッド」を手がけたジョージ・マストラスも含まれている。他の出演者としては、BBC4の政治ドラマ「ボーゲン」でジャーナリストのカトリーヌ・フォンズマスクを演じるビアギッテ・スレンセン、オスカーを受賞した映画『つぐない』に出演したジュノ・テンプルも名前が挙げられている。
ブルックリンにあるラフ・トレード・ショップは、ドラマのなかでアメリカのレコード店、サム・グッディの店舗として登場するという。
ミック・ジャガーとマーティン・スコセッシは、「ア・ビガー・バン」ツアーのニューヨーク・ビーコン・シアターでの公演を収録した2006年発表のドキュメンタリー『シャイン・ア・ライト』で初めてタッグを組んでいる。
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