GETTY

Photo: GETTY

AC/DCの元ドラマーであるフィル・ラッドは、アクセル・ローズがクビになった場合にのみバンドへの復帰を考えたいと語っている。

フィル・ラッドは、薬物所持と元従業員を殺すと脅迫した罪で有罪判決となったことを受けて、昨年バンドを脱退している。現在、バンドはフィル・ラッドの代わりにクリス・スレイドをドラマーに迎えてワールド・ツアーを行っている。

「もしアンガス(・ヤング)が俺に演奏してほしいとしたらアンガスに任せるけどね、アクセル・ローズと一緒にプレイするのはマジで勘弁だ。奴を評価したりしたくないんでね」と、フィル・ラッドはガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズについて語っている。

またフィル・ラッドは、最近、心臓発作に苦しまされたことを告白している。

フィル・ラッドは『ベイ・オブ・プレンティ・タイムズ』紙に次のように語っている。「今はもう大丈夫だけど、心臓発作なんてものを起こしたりしたんだ。普通に家にいた時に何か変だなって感じ始めて、胸の奥に馴染みのない痛みが走ったんだよ」

「俺んとこの家政婦が病院まで運んでくれたんだが、そこで俺は縛り付けられていろんな検査を受けたよ。その結果、重度の心臓発作を起こしていたことが分かったんだ。動脈がかなり詰まって、そのまま入院して、手術する必要があるって告げられたよ」

一方、AC/DCのベーシストであるクリフ・ウィリアムズは現在のツアーが終わったら引退するだろうと明かし、この決定については「正しいもの」だろうと語っている。

クリフ・ウィリアムズは何人かのメンバーの脱退の結果としてバンドが「違う動物」になってしまったのを受けて、バンドを去ることを決めたという。

「ここ40年間、AC/DCのベーシストとして知られてきたわけだけど、このツアーの後はツアーやレコーディングから身を引くよ」とクリフ・ウィリアムズは語っている。

「マルコムがいなくなって、フィル・ラッドも、ブライアンもいなくなって、もう違う動物なんだ。直感として正しいことだと感じてるよ」

2014年、ギタリストのマルコム・ヤングは認知症と診断されてバンドを脱退している。

※公開後、内容を修正しました。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ