レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが、ジェームズ・コーデンによる「カープール・カラオケ」がこれほどの大成功を収めている理由について自身の考えを明かしている。
フリーとバンドメンバーたちは、6月に「ザ・レイト・レイト・ショウ・ウィズ・ジェームズ・コーデン」の人気コーナーに登場し、ジェームズ・コーデンとドライブに出掛けている。「カープール・カラオケ」がこれほどの人気を博すようになったため、アップル・ミュージックはこのコーナーを単独でシリーズ化するために放映権を買収している。こちらにはジェームズ・コーデンは司会として出演しないという。
「カープール・カラオケ」をジェームズ・コーデンと撮影した経験を振り返って、フリーは先週末のレディング・フェスティバルのバックステージで『NME』の取材に対して次のように答えている。「ジェームズはすごくいい奴で、広い心の持ち主なんだ。だから、みんな居心地が良くて、楽しい雰囲気になる。楽しんで音楽と繋がるにはそれがすべてなんだよ」
「彼は音楽を本当に感じてるし、心の底から楽しんでいるのが分かるよ」とフリーは続けている。「俺は、音楽を通して人と繋がることを人生の中心に置いている人間として、彼と上手く関われたし、一緒にいるのが楽しかったね。大抵の人にとって、すごく楽しい番組だと思うよ。彼は素晴らしい仕事をしてるよね」
「彼は本当にいい仕事をしてるよ。あんな風にできる人は他にいないと思うし、それがどれだけ彼が上手くやっているかという理由にもなると思う」
同じインタヴューのなかでフリーは先日の米FOXニュースの司会者による否定的なコメントに反応を示している。
論争を呼ぶことの多い米ニュース・ネットワークのFOXニュースによる「ザ・ファイヴ」だが、同番組のコメンテーターはレッチリのフリーがココというゴリラとベースを演奏する映像を批判する発言をしている。
番組では、まず映像が紹介され、その直後、司会のグレッグ・ガットフェルドは、次のようにコメントしている。「ほとんどのミュージシャンが知ってることだけど、これはレッド・ホット・チリ・ペッパーズとしては大きな進歩なんだ。彼らは地球上で最低のバンドだからね」
レディング・フェスティバルの現場でフリーは『NME』に対して次のように語っている。「先日、FOXニュースを観ている人はニュースをまったく観てない人よりも世界情勢について知らないという調査結果を見たのを覚えてるよ。明らかに笑える番組だよね。だから、ムカつくことはなかったな。まったくね」
「聞いたけど、面白かったよ。気にはしてないね。奴らが俺たちを嫌うんなら、どうぞ御自由に。神の御加護がありますように」
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