ロンドンのクラブ・ファブリックの存続を求めてミュージシャンが続々と支持を表明

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ロンドンのクラブ、ファブリックの営業存続を求める請願活動を、ダンス・ミュージック界の多くのアーティストらが支持している。

2016年が始まって9週間のうちに、18歳のクラブ客が二人、イースト・ロンドンにあるこの2500人収容のクラブで亡くなっている。地元・イズリントンの地方議会はこの死亡事件を受けて、ファブリックに28日間の暫定的な営業停止命令を出している。

既にファブリックはセキュリティの改善を誓い、一切のドラッグを禁止する方針を主張し続けている。また、ファブリックはロンドン市長であるサディク・ハーンの支援も受けている。ファブリックは、クラブ客に安全な環境を提供するため、ロンドン警察や、イズリントンの地方議会と協力することも明らかにされている。

「Change.org」ではファブリックの主催であるジェイコブ・ハスリーによる請願活動がすでに始まっており、彼は「ファブリックのようなクラブを閉めてしまうことは、複雑な問題への対処としては驚くほど短絡的なものだろう」と述べている。

ジェイコブ・ハスリーは、ファブリックには歓迎の精神があるとも語り、5月にはポーランド人の年配の夫婦が朝の5時までこのクラブを楽しみ、「世界最高のクラブだ」と賞賛したという話も引き合いに出している。

ジェイコブ・ハスリーの請願への支援をツイッターで表明している人々には、カール・クレイグ、ケミカル・ブラザーズのエド・シモンズ、モードセレクター、セス・トロクスラー、ロブ・ダ・バンク、ケヴィン・サンダーソンなども含まれている。

ベスティバルの主催者でもあるロブ・ダ・バンクは、「僕はもう何年もファブリックのレジデントを務めていて、本当にこのクラブが大好きなんだよ。決して閉店させたりしない。請願に署名してほしいな」とツイートしている。

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