GETTY

Photo: GETTY

スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは、最近のライヴでファンのスマートフォンを叩き落とした件について説明している。

先月、スリップノットのオフィシャル・フェイスブックにはコリィ・テイラーはステージを練り歩くなかで、スマートフォンに夢中でライヴに集中していないファンを発見した映像が公開されていた。コリィ・テイラーはそのファンに近付いて、携帯を叩き落として、そのファンを指差している。しかし、ファンは冗談として受け止めたようで、指を差し返している。この映像に対するオンラインでの反応は賛否両論となっている。

コリィ・テイラーは『ラスベガス・レヴュー・ジャーナル』でこの行動について語っている。「通りを歩いてる人がいてさ、道を渡るときに、あのくだらねえスマホから目を離さないと、よろしくないことになるわけだろ」

「小型のテクノロジーの世界に人が没頭するのを見るのは大好きなんだ。その後、現実が来て、面食らうことになるわけだからさ」と彼は続けている。「写真を撮ってるのだって気にしないよ。映像でさえもね。それは大好きなんだ。だって、まだライヴとは繋がってるわけだからね」

「多くの人が誤解してるんだよ。スマートフォンを持ってる人を見るだけで、俺は怒ってやめさせようとするって思ってるんだけどさ。俺はそんなことしないよ。でも、明らかにここにいないような態度の奴を見た時は、関心を得るために棒で突付くことになるだろうね。時には、スマホを叩き落とすことになるかもしれない」

「俺を嫌うのは買ってだけどさ。だからって、俺が手からスマホを叩き落とすのをやめさせることにはならないよ」

コリィ・テイラーは以前「ザ・パルス・オブ・ラジオ」に次のように語っている。「ライヴの行くのは、ライヴを観るためだろ。メールを送りたいなら、家にいろよ。メールをするための言い訳をしたいか? バリケードの外に出ろ!他の誰かを入れてやれよ」

また、コリィ・テイラーはセルフィー・スティックを持ってこないようにとファンにも警告しており、「野球かクリケットのバットで叩きのめしてやりたい」と話っていた。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ