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ケシャは新バンド、ケシャ・アンド・ザ・クリーピーズとしてのライヴを行い、その場でファンへの感謝の気持ちを語っている。

2014年10月、ケシャはカリフォルニアにてプロデューサー兼レーベルのオーナーで、本名をルーカス・ゴットワルドと言うドクター・ルークに対して「精神的操縦と、感情的な悪態と、性的虐待」で訴訟を起こしていた。ドクター・ルークはニューヨークの裁判所に名誉毀損でケシャを逆告訴している。

ケシャは先週カリフォルニア州での訴訟を取り下げ、ニューヨークの法廷に場所を移して法廷闘争を続けていくことが明らかになっている。

ケシャは現地時間8月6日、ニュージャージーのハラーズ・リゾート・イン・アトランティック・シティでライヴを行っており、満員のファンを前に感極まった様子で次のように語ったという。「人生で一番辛かったこの数年間、みんなは私のそばにいてくれたわ。マジで言ってるの。みんながいなければ、やってこれなかったわ」

ケシャはドクター・ルークに対するニューヨークでの裁判が続いているため、昔の楽曲とカヴァーでセットリストを組んでおり、イギー・ポップの“Nightclubbing”、ドリー・パートンの“Jolene”、“Old Flames”、ボブ・ディランの“I Shall Be Released”といったカヴァーを披露している。

先日、ケシャの弁護士であるダニエル・ペトロセリは米『ローリング・ストーン』誌にこう語っている。「ケシャは他の権利に影響を及ぼすことなくカリフォルニアの訴訟を取り下げましたが、ニューヨークの法廷で控訴と他の法的主張を続けていきます。ケシャは仕事に戻ることに集中しており、レーベルに28曲もの新曲を渡しています。我々は次のアルバムとシングルをできるだけ早くリリースしたいというケシャの強い希望をソニーとレーベルに伝えました」

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