レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスは、アメリカ大統領選の候補者について自身の考えを述べている。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは6月17日に2011年発表の『アイム・ウィズ・ユー』以来となる通算11作目となるニュー・アルバム『ザ・ゲッタウェイ』をリリースしており、7月24日には第1回に出演したフジロックフェスティバルでヘッドライナーを務めている。
『クラシック・ロック・マガジン』のインタヴューを受けたアンソニー・キーディスは、民主党・共和党ともに候補者の決まったアメリカ大統領選について、それぞれの候補者に対する自身の印象を明かしている。
「ドナルド・トランプは好感のもてる人物じゃないね。彼は漫画だろ。彼はイスラム教徒や人種について一般的に非現実的なことを言ってて、それってまったく理解できないしさ。だって、人は人でしかないんだぜ。分かるよね? すべての人種で、すべての宗教で、いい人もいれば、悪い人もいるわけでね」
さらに彼は次のように続けている。「でも、悲しいことに本当に難しい問題は、ヒラリーも決してよくないってことなんだ。彼女はすごく暴君だと思うよ」
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのメンバーは民主党から出馬していたバーニー・サンダースの熱烈な支持者であることを公言していた。
バーニー・サンダースについてアンソニー・キーディスはかつて次のように語っている。「バーニー・サンダースって人は正直で感じがよくて、人間味があるよね。思いやりのある人間っていうかさ。だから、この人のためにできることがあればしたいって言ったんだ。もし彼が望むなら、ショウをしてもいいよってね。驚いたことに9カ月後彼から本当に依頼があったんだ。それが今回のショウに至った経緯さ」
彼のホテル代を払おうとしたところ、バーニー・サンダースはその申し出を受け入れなかった、とアンソニー・キーディスは語り、次のように言われたという。「君からお金を受け取るわけにはいかないよ。そういうことはしないんだ。その程度の寄付金はどんな組織やグループであれ、もらわないようにしているんだ。でももし私が大統領に選ばれたら、2700ドルまでなら寄付できるよ」
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