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6月29日にカンサス・シティで公演を行ったガンズ・アンド・ローゼズだが、とあるファンはこの公演でバックステージに招待された体験を綴っている。

今回のクラシック・ラインナップでの再結成ツアーをバンドは「ザ・ノット・イン・ディス・ライフタイム・ツアー」と銘打っているが、これはアクセル・ローズによる発言から取ったものとなっている。2012年、ガンズ・アンド・ローゼズの再結成について聞かれたアクセル・ローズは、「ノット・イン・ディス・ライフタイム(一生ない)」と答えていた。

ツアー・メンバーはアクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガン、キーボードのディジー・リード、ギタリストのリチャード・フォータス、ドラマーのフランク・フェラー、キーボードのメリッサ・リースというラインナップとなっており、オープニング・アクトについてはアリス・イン・チェインズ、レニー・クラヴィッツ、スクリレックス、クリス・ステイプルトン、ザ・カルト、ビリー・タレントらが務めることが発表されている。

カンサス・シティの公演を訪れた18歳の女性は自身のタンブラーにこの日のことを次のように綴っている。「2016年6月29日、アローヘッド・スタジアムでのコンサートの間にアクセル・ローズがわたしと話してくれたの。わたしは『結婚して、アクセル。追伸:わたしは18歳よ』って書いたメッセージを持ってたんだけど、彼はそれを見て『おお、これはいいね』って言ってくれて、続けて“Knockin’ on Heaven’s Door”の次のヴァースをわたしを見下ろしながら歌ってくれたの。花道に走り去っていく時に、彼は観客に向かってこう言ってたわ。『プロポーズされたよ。彼女はメッセージを持ってて、『結婚して、アクセル。追伸:わたしは18歳よ』って書いてたんだ。いいよ。素晴らしいよな』って。嬉しくて、死んでもいいって言えると思ったわ。わたしはアクセル・ローズを愛してるの」

そして、後にこう付け加えている。「涙が顔を伝ってきて、おかしくなっちゃった。アクセルが“Knockin’ on Heaven’s Door”で話してくれた後、セキュリティの人がわたしのメッセージを奪っていっちゃって、バンドのセキュリティの人がわたしのところに来てくれたのね。それで、ステージ横のフェンスのところまで連れて行ってくれて、緑のリストバンドを渡してくれたの。『これを手首につければ、コンサートの後、バックステージに行けるから』って言ってくれたわ。夢見てるんじゃないかと思ったから、聞き返しちゃったわ(笑)。それで、わたしは喚き始めて、友達とお母さん(一緒に来てたんだけど、気分がよくなくて、座ってなくちゃならなかったの)にメールしたの。わたしの携帯は充電が6%で、写真を撮ったら、電池が切れちゃうとこだったの。残念ながら、メンバーには会えなかったわ。でも、あのガンズ・アンド・ローゼズのコンサートでアフターショウに招待するって言ってくれたのよ? 人生で最高の夜よ。間違いないわ。夢がかなったのよ。辛抱強くプロポーズの答えをアクセルから待ってるわ」

ファンのタンブラー・ページはこちらから。

http://mgarrett25.tumblr.com/post/146816951242/here-i-am-your-rocket-queeeeen-no-but

ガンズ・アンド・ローゼズは先日、スラッシュがクラシック・ラインナップでの再結成以降、初めてとなるインタヴューで再結成の実状について語っている。

ボストンのラジオ局「WZLX」で放送されているエアロスミスのドラマー、ジョーイ・クレイマーの番組で、スラッシュはツアーにおいてバンドが「うまくやっているか」どうかを尋ねられている。

「みんな素晴らしい演奏をしてるよ」とスラッシュは語っている。「うまくやってるしね。そう、みんな仲がいいんだよ。僕ら全員すごく前向きなんだ。こんなこと実現すると思ってなかったからね。今も圧倒されてる感じだよ」

「自分にとっては現実を超えてる感じなんだ」と彼は続けている。「でも、みんな本当にうまくやっててね。全員が成長したんだと思う。すべてがいい感じだよ」

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