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トム・ヨークはレディオヘッドの最新作『ア・ムーン・シェイプト・プール』の成功に驚いていることを認めている。

アルバムは6月17日にCDやアナログ盤といったフィジカルでリリースされたのを受けて、UKアルバム・チャートで再び1位を獲得している。しかし、トム・ヨークは、2011年発表の『ザ・キング・オブ・リムス』からの5年間でファンはレディオヘッドのことを見限ったと思っていたと明かしている。『ア・ムーン・シェイプト・プール』は5月にダウンロードでリリースされた際もUKアルバム・チャートの1位を獲得している。

トム・ヨークは『Q』誌に語っている。「正反対のリアクションを予想していたんだ。僕にとってはバンドは大事なものだけれど、他の人たちにとってもそうだとは期待してないからね」

また、トム・ヨークはアルバムでのお気に入りの楽曲について“Daydreaming”を挙げ、「うまくいったんだよね」と語っている。

新作までの5年間のブランクはレディオヘッドのキャリアでも最長のものとなっていて、コリン・グリーンウッドは次のように語っている。「トムは本当に素晴らしかったんだ。アルバムは最初ちょっとうまくいかなかったんだけど、でも彼が僕やみんなが協力して取り組めるようにしてくれたんだ」

レディオヘッドは5月にロンドンのラウンドハウスで3公演を行ったが、これは現時点で『ア・ムーン・シェイプト・プール』に伴って発表された唯一のUK公演となっている。バンドは7月2日のスイスのフェスティバル、オープンエアー・ザンクト・ガレンからツアーを再開させ、ツアーは10月のオースティン・シティ・リミットまで続く予定となっている。

※公開後、内容を修正しました。

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