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イギリスでは6月23日、EUを離脱するかどうかを決める国民投票が行われる。ジョニー・マーはツイッター上で、離脱推進キャンペーンをナチスやファシズムになぞらえ、彼の考えを述べている。

ジョニー・マーは、離脱を推進する英国独立党(UKIP)の党首であるナイジェル・ファラージのキャンペーン写真と、ナチスのプロパガンダを題材にした映画の画像を並べてツイートしている。このツイートを巡り、ジョニー・マーは他のユーザーと議論を展開している。

あるユーザーが「貧しい人たちや疲れ切った人たちに取り入るのはご立派なことだけど、じゃあ彼らはどこへ行って生きるの? あなたの家の玄関というわけじゃないでしょう、あなたは彼らを相手にする必要はないんだし」とツイートすると、ジョニー・マーは次のように返信している。「俺の家の玄関でだって? 君は自分の発言がどれほどファシズムに聞こえるか分からないのか?」

左側:実際のナチスのプロパガンダ画像
右側:今日のナイジェル・ファラージ

貧しい人たちや疲れ切った人たちに取り入るのはご立派なことだけど、じゃあ彼らはどこへ行って生きるの? あなたの家の玄関というわけじゃないでしょう、あなたは彼らを相手にする必要はないんだし

俺の家の玄関でだって? 君は自分の発言がどれほどファシズムに聞こえるか分からないのか?

多くの白人のイギリス人が今、本性を見せているわね(私はイギリス人ではないけどね)

彼らはみんなメディアによって操られているんだ、恐れを抱かされてね。すごく危険なことだ。

P.S 議論はしたくないのかなって、ちょっと思っただけだよ

ナチスの戦略を許すのはいいことではない。そう言ってるんだ。

本当に? 本当にそうなの? あなたのばかばかしいコメントに度肝抜かれちゃった。

なんで? それじゃあファラージにこれを許していいのか? 教えてくれ。喜んで学びたいと思うよ。

またジョニー・マーは3月5日にアメリカで行ったライヴの最中、ドナルド・トランプの髪形をオムレツのようだと嘲笑する発言をしている。「もうちょっとでライヴをできないところだったんだ。入国がおかしな感じだったんだよ。先週、大使館が僕のパスポートを持っていてね。僕はテレビでドナルド・トランプについて話してたんだ。彼が億万長者のファシストだと言ったんだよ」

「それで、次の日、テレビ局がちょっとだけ再放送をしたんだ。そのなかで、僕は(ドナルド・トランプが)頭にオムレツが乗ってるように見えるって言ってね。そしたら、大使館が僕のパスポートを渡そうとしなかったんだよ。偶然かな? 僕はそう思わないけどね」

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