レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスはジェームズ・コーデンとのカープール・カラオケの撮影中に赤ちゃんの命を救ったと語っている。
今週、レッド・ホット・チリ・ペッパーズは「ザ・レイト・レイト・ショウ・ウィズ・ジェームズ・コーデン」の名物企画「カープール・カラオケ」に出演している。コーナー内ではメンバーが裸になったほか、ジェームズ・コーデンとの取っ組み合いも展開されている。
今回、ラジオXの「ザ・クリス・モイルズ・ショウ」によるインタヴューのなかで、アンソニー・キーディスは撮影中にどのように赤子の命を救ったのか、説明している。
「番組では使われてないんだけど、ダンス対決もやったんだ。レスリング対決の後にダンス対決もやったんだよ。すごく面白くて、台本にない場面だったんだけどね」と彼は説明している。
「ダンス対決をやって、仲良くなって、角のメキシコ料理屋でお祝いしようとしてたんだけど、家から女の人が出てきてさ。赤ちゃんを抱いてて、『わたしの赤ちゃんが、わたしの赤ちゃんが息をしてないの!』って言ってたんだ」
アンソニー・キーディスは続けている。「俺たち全員走って通りを渡ってさ、女性が俺の腕に赤ちゃんを突き出してきてね。赤ちゃんが息をしてなかったから、『赤ちゃんのための心肺蘇生法を試してみて、赤ちゃんに空気を送り込めるか見てみよう』と思ったんだ。口を開けて、空気が入らないようにして、それでお腹を少し叩いてみたら、泡が出てきて、目も正常の場所に戻ってさ、そしたら救急車がやってきたんで、赤ちゃんを引き渡したんだよ。今じゃ息もしてて、元気だよ。それでカープール・カラオケに戻ったんだ」
「ダンス対決のためにあそこで車を止めたのは美しい出来事だったよね。赤ちゃんが助けを求めてて、俺たちがそこにいたっていう。救急車が来るまで、あの子はずっと俺のことを見てたよ。ニーナっていう赤ちゃんなんだけどさ」とアンソニー・キーディスは語っている。
カープール・カラオケの模様はこちらから。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは6月17日に2011年発表の『アイム・ウィズ・ユー』以来となる通算11作目となるニュー・アルバム『ザ・ゲッタウェイ』をリリースする。アルバムはデンジャー・マウスがプロデューサーを務めており、レディオヘッドの諸作で知られるナイジェル・ゴッドリッチがミックスを手がけている。
iTunes Storeでは、アルバムの予約注文受付も開始しており、いま予約すると、“The Getaway”、“Dark Necessities”、“We Turn Red”の3曲がその場でダウンロードできる。
リリース詳細は以下の通り。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ / Red Hot Chili Peppers
ニュー・アルバム
『ザ・ゲッタウェイ』原題:The Getaway
2016年6月17日リリース
品番:WPCR-17366|価格:¥2,300 +税
トラックリスト
1. ザ・ゲッタウェイ / The Getaway
2. ダーク・ネセシティーズ / Dark Necessities
3. ウィ・ターン・レッド / We Turn Red
4. ザ・ロンゲスト・ウエーヴ / The Longest Wave
5. グッドバイ・エンジェルス / Goodbye Angels
6. シック・ラヴ / Sick Love
7. ゴー・ロボット / Go Robot
8. フィースティング・オン・ザ・フラワーズ / Feasting on the Flowers
9. デトロイト / Detroit
10. ジス・タイコンデロガ / This Ticonderoga
11. アンコール / Encore
12. ザ・ハンター / The Hunter
13. ドリームス・オブ・ア・サムライ / Dreams of a Samurai
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