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Photo: Press/Jack Edinger

フォール・アウト・ボーイのフロントマンであるパトリック・スタンプが、先日、自身のバンドの曲を人前で聴いているところを目撃されたと告白したている。

パトリック・スタンプは、『ロック・サウンド』誌に自身のお気に入りの曲について語った際、フォール・アウト・ボーイの2008年のアルバム『フォリ・ア・ドゥ ~FOB狂想曲』に収録されている“Headfirst Slide into Cooperstown on a Bad Bet”を挙げ、最高にバツの悪い思いをした曲だとコメントしたという。

「僕は自分たちのレコードなんて、めったに聴かないんだ。だって、不思議な気分になるし、嫌味なヤツみたいだからね」

「この前、飛行機に乗った時のことさ。『そうだ、これを聴いてみよう。今でも通用するかな』って、ふと思い立った。僕は顏がバレることはあまりないのに、何年かぶりにこの曲を聴いてたら、フライト・アテンダントに気づかれたんだ」

一方で、フォール・アウト・ボーイは、彼らのシングル“Centuries”がスポーツ・イベントのCMに起用されて、数えきれないほど流れたことをファンに謝罪している。

ベーシストのピート・ウェンツは、「少し見たけど、自分たちの曲が使われてるものをこんなに何度も目にするなんて、ちょっとクレイジーだった。きっとみんなも『ウンザリしてきたぞ!』って感じだったよね」とコメントしている。

さらに、この件が視聴者やファンを苛立たせるかもしれないことに気づいたとも、ピート・ウェンツは語っている。「みんなを怒らせるところまできているんじゃないかと感じたんだよね。今回がカレッジ・フットボールで初めてのプレーオフだったし、どんなことになるか、本当に分からなかったんだ」

「でも、これで僕らの音楽を聴いたことのない大勢の人たちにも、聴いてもらえたわけだしね。みんなをそこまでウンザリさせてないことを願うよ」

また、フォール・アウト・ボーイは、ニュー・アルバム『アメリカン・ビューティー/アメリカン・サイコ』を今年1月にリリースしている。

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