ニール・ヤングはドナルド・トランプに対して、大統領選挙キャンペーンでの自身の曲の使用許可を与えたという。
2015年6月、共和党の有力候補であるドナルド・トランプが大統領選挙出馬時の選挙キャンペーンで“Rockin’ In The Free World”を使用したことに対して、ニール・ヤングは異議を唱えていた。その時点で、ニール・ヤングはフェイスブックで次のように説明している。「音楽は万人の言語さ。だから、それぞれ違う思想を持つたくさんの人たちが、俺の音楽で喜びを感じてくれることは嬉しいよ。たとえ俺の思想とは違ってもね。でも、選挙戦での曲の使用許可を求められていたとしたら、ノーと言っただろうね」
しかし、今回になって70歳であるニール・ヤングは心変わりしたという。ロイター通信に対する最新のインタヴューで彼は次のように語っている。「音楽は一度世に出てしまえば、誰でもいろんなことに使うことができるわけだからね」
「俺がバーニー・サンダースを支持してると発言し、ドナルド・トランプが“Rockin’ In The Free World”の使用許可を求めなかったという事実は、曲を使用しちゃいけないってことを意味するわけじゃないよ。実際、彼は使用するライセンスを取得してるからね。少なくとも彼はそう言ってるから、俺は信じるよ。だから彼に対して非難することは何もないさ」
なお、ニール・ヤングはアメリカ国民ではないためにアメリカ大統領選挙への投票権はないが、彼はバーニー・サンダースをいまだなお支持していると話している。
インタヴュー動画はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=KhPcDIV5ASs
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