イギリスのデイヴィッド・キャメロン首相が、かの有名なアビイ・ロード・スタジオを訪れた際にザ・ビートルズの『アビイ・ロード』の象徴的なアルバム・ジャケットを真似して、冷笑されている。
首相は現地時間5月20日に、EU残留による文化的利益について話し合う会合に先立って、世界でも最も有名な横断歩道を労働党議員のテッサ・ジョーウェルと共に渡っている。
しかし、ツイッターにその写真を投稿した後、首相はファブ・フォーへのトリビュートをしたことについて後悔することになったかもしれない。
At Abbey Road with @TessaJowell as Remain campaigners and creative industries Come Together to say we're #StrongerIn pic.twitter.com/HK5Nw8LRun
— David Cameron (@David_Cameron) May 20, 2016
「なんて間抜けなんだ。ビートルズはこんな象徴を作り上げたのに、お前はそれを台無しにしてるだけだ。(ジョン・)レノンと(ジョージ・)ハリスンは墓の下で憤慨してるだろうな」とあるユーザーはリプライしている。
また別のユーザーは次のようにツイートしている。「お前は、総理府の、党の、この国の恥だ」
首相は、アビイ・ロード・スタジオで、「ザ・ワイヤー」などの出演作で知られる俳優のドミニク・ウェストといったクリエイティヴ産業連盟のよく知られたメンバーとの会合に出席している。
キャメロン首相は会議で次のように語っている。「クリエティヴィティということで言えば、イギリスの才能や専門的技術は、この国を世界の羨望の的にしてきました」
デイヴィッド・キャメロン首相がアビイ・ロードを渡る映像はこちらから。
「音楽、映画、アート、ビデオ・ゲームにせよ、UKはヨーロッパを牽引してきました。この上なく、これこそが世界の外側にこの国を開き、繁栄する分野だったのです」
「才能を輸出するのも、映画の撮影を行うのも、単にその地を訪れるにしても、ヨーロッパという5億人に及ぶ一つのマーケットが大きかったのです」
「クリエイティヴ産業連盟の調査の結果は明白です。我が国はEUを離脱するよりも、再構成されたEUにいるほうがいい結果となります。離脱は暴挙となるでしょう」
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