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レディオヘッドにとって通算9作目のスタジオ・アルバムとなる『ア・ムーン・シェイプト・プール』が、UKアルバム・チャートで初登場1位を獲得している。

イギリスでは、5月8日にリリースされたため、通常の週間セールスより48時間分少なくなっている。しかし、5万枚以上の売り上げを記録しチャートの頂点に立っている。

プロデューサーであるナイジェル・ゴッドリッチは、父親がレコーディング中に亡くなるという不幸の中でアルバム制作に携わっており、『ア・ムーン・シェイプト・プール』には、「自分の魂の大きな部分」が詰まってると明かしている。また、ツイッターには次のように投稿している。「このアルバムを作ることは僕にとって、とても強烈な体験だったんだ。作ってる最中に僕の父親が亡くなってね。だから、自分の魂の大きな部分がいい形でこのアルバムには息づいているんだ。レディオヘッドの兄弟たちには、そのことに注いでくれたみんなの愛とサポートについて絶えず感謝してる。全部を聴くことができて嬉しいよ」

レディオヘッドにとって本作は、『OKコンピューター』、『キッド A』、『アムニージアック』、『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』、『イン・レインボウズ』に次ぐ6枚目のナンバー1アルバムとなっている。

2位には、初のトップ10入りを果たしたスケプタのアルバム『コンニチワ』、3位にはビヨンセの『レモネード』がつけている。

ジェイムス・ブレイクの新作『ザ・カラー・イン・エニシング』は初登場13位、そしてプリンスのラスト・アルバムは21位につけている。

UKシングル・チャートでは、ドレイクの“One Dance”がジャスティン・ティンバーレイクやカルヴィン・ハリスといったライバルたちを寄せつけず1位をキープしている。“One Dance”は、1週間で837万もの配信を記録している。

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