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プリンスの死後に繰り広げられている彼の遺産をめぐる騒動によってミネソタ州で新しい法案が制定されることになっている。

プリンスは、ミネソタ州チャナッセンのペイズリー・パークの自宅で享年57歳で亡くなっている。また、遺書は残されていないことが確認されており、彼の遺産相続人を確定するためのDNA鑑定が許可されている。

米『ビルボード』誌は、現地時間5月9日にミネソタ州の議会が新しい法案「プリンス・アクト」を提案したと報じている。これは名前の使用に関する個人的権利を保護する法案で、法案の英語名の頭文字を取って「プリンス・アクト」と命名され、名前、画像、声を含む故人の肖像権を保護し、故人の財産に対する規制をさらに強化するものとなっている。これは、故人の死後50年間有効であり、同様の法律がアメリカの17の州で存在している。

ミネソタ州議会民法委員会は、5月10日・11日にこの法案に対する聴聞会を行う。法案は施行に向け2週間以内に可決される見込みだという。

プリンスには認知した子供はいないが、先日『デイリー・メイル』紙が報じたところによると、700人にも及ぶ人々がプリンスの遺産相続人であると主張しているという。

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