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プリンスの遺族は、プリンスの葬儀が既に行われたとする報道を否定している。
プリンスは先月亡くなった後にペイズリー・パークの自宅で葬儀が行われ、火葬されたと報じられてきた。
しかし、「ハリウッド・ライフ」によれば、プリンスの兄弟はそうした報道を否定する声明を発表したという。声明には次のように記されている。「これまでや現在の報道に反して、遺族やペイズリー・パークの代理人によって組織された、もしくは執り行われた葬儀や追悼イベントはないことを皆さんに知っていただきたいのです。遺族全員でもって、公式の葬儀と公共のイベントを近い将来行うことを計画しています」
声明は次のように続いている。「プリンスと彼の音楽は多くの人々に影響を与えており、我々はしかるべき方法で彼の人生と遺産を祝福したいと感じています。我々はみなさんの忍耐に感謝しておりますし、溢れ出る愛や支援やお悔やみの言葉に慰められています。我々のプリンスに対する祝福とお別れを世界と共有できることを楽しみにしています」
『ガーディアン』紙によれば、プリンスのDNAについてそのサンプルを取得する許可を弁護士は得ているという。
裁判官は、それによってプリンスの死後起きる誤った父親申請を防止できると判断している。
プリンスは認知された子供を残しておらず、4月21日に享年57歳で亡くなる前には遺書も残していない。
ミネソタ州の地方裁判所の裁判官であるケヴィン・アイデは、親子関係の問題について今後検認作業が必要になるかもしれないと語っている。裁判官は遺産管理団体であるブレマー信託に対して、血液を分析し、遺産管理のために必要な遺伝子調査を行うことを許可している。
プリンスの遺産の総額についてはまだ発表されていないが、これまでのバック・カタログだけで5億ドル（約535億円）を超える価値があると見られている。
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