先日、通算6作目となるニュー・アルバム『レモネード』を突如リリースしたビヨンセだが、同作が5月14日付となる全米アルバム・チャートで1位を獲得したことが明らかになり、全米アルバム・チャートで6作連続1位を獲得した初めてのアーティストとなっている。
ビヨンセは4月22日から4月28日までの1週間のセールスで653,000枚相当の合算セールスを上げており、ソロ・アルバムの6作はどれも全米アルバム・チャートで初登場1位を獲得している。
また『レモネード』は2016年の全米における1週間のアルバム売上としては現時点で最高記録であることも明らかになっている。
ビヨンセの新たなアルバム『レモネード』はアメリカのテレビ局「HBO」で放送された同名の1時間番組「レモネード」放送後、ストリーミング・サービスの「タイダル」で独占リリースされ、その後、他のデジタル・サービスでもダウンロード配信が開始されている。いまだにストリーミング・サービスでは「タイダル」限定となっている。
なお、全米アルバム・チャートで5作連続で1位を獲得したことがあるのは、DMXとフォーク・グループのザ・キングストン・トリオの2組となっている。
ビヨンセの『レモネード』に続いたのは、前週1位を獲得したプリンスのベスト・アルバム『ヴェリー・ベスト・オブ・プリンス』で391000枚相当のセールスを獲得して、2位にランクインしている。
プリンスは更にアルバム『パープル・レイン』が3位、3枚組のコンピレーション『ザ・ヒッツ・コレクション』が4位、『アルティメイト・ベスト』が6位、通算5作目となるスタジオ・アルバム『1999』が7位にランクインして、トップ10のうち5枚を占める結果となっている。
ビヨンセは現地時間4月27日に行われたマイアミ公演で「フォーメーション」ツアーをスタートさせている。
マイアミのマーリンズ・パークで行われたライヴにはジェイ・Zも姿を見せており、ビヨンセは“Sorry”、“Hold Up”、“All Night”、“6 Inch”、“Don’t Hurt Yourself”、“Daddy Lessons”、“Freedom”といった新作からの楽曲を披露している。リード・シングルだった“Formation”は37曲に及ぶセットリストの冒頭を飾っている。
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