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プリンスの弁護士は、プリンスがドラッグのオーヴァードーズで亡くなったという報道を否定している。

プリンスは現地時間4月21日に自宅のペイズリー・パークで、享年57歳で亡くなっている。プリンスはスタジオでもある自宅のエレベーターで倒れているところを発見された。同日の午前10時7分に亡くなったことが宣言されている。検死は既に行われたが、死因についてはまだ明らかになってない。

ゴシップ・サイト「TMZ」は、亡くなる5日前にプリンスは強力な鎮痛薬のパーコセットでオーヴァードーズになったと報じている。報道によれば、プリンスは近くの病院に搬送されており、オーヴァードーズへの拮抗薬であるナロキソンの緊急注射が行われ、3時間後に病院を発ったという。プリンスはなにがしかの症状を和らげるためにパーコセットを使用していたと思われる。

プリンスの弁護士で、元マネージャーであり、25年の親交があるL・ロンデル・マクミランはAP通信に対して、プリンスが「懸念となるような薬物は摂取していなかった」と語っている。

しかし、L・ロンデル・マクミランは薬物療法の一種を受けていたことは認めた上で、「誰しも薬物療法は行います。問題は危険な形で薬物療法を行っていたかどうかです」と続けている。

L・ロンデル・マクミランはプリンスによるハード・ドラッグの使用についても否定している。「プリンスを知っている人であれば誰もが、麻薬に手を出すような人ではないことを知っています。それはバカげてます。プリンスを見て、『ハイになってるね』なんて言った人はいません。彼はそういう人ではないのです」

L・ロンデル・マクミランは亡くなる前の日曜日にプリンスと話をしたとのことで、プリンスは元気だと断言していたという。「彼は完璧にやってるよと言ってました」とL・ロンデル・マクミランは述べている。「OK、またすぐに電話するよと彼は言っていました」

L・ロンデル・マクミランはさらにこう続けている。「プリンスは素晴らしい人生を送りました。彼は人生を楽しんでいました。多くの楽しいことがあったのです」

プリンスの遺体は4月23日にペイズリー・パークで近親者による葬儀が行われた後、火葬されている。

多くの人々がプリンスへの追悼の意を表明しており、バラク・オバマ大統領が「今日、世界はクリエイティヴな象徴的存在を失いました」と語ったほか、マドンナ、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、フランク・オーシャン、ザ・ウィークエンド、ケイティ・ペリーらが追悼のコメントを発表している。

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