GETTY

Photo: GETTY

カニエ・ウェストが、最新作『ザ・ライフ・オブ・パブロ』に収録されている楽曲“Famous”の中のテイラー・スウィフトに関する一節が物議を醸していることについて、自身を擁護している。

通算7作目となるアルバムを2月に初公開したカニエ・ウェストだが、リアーナをフューチャーした同曲の中の「俺は今でもテイラーとセックスしたいかも/なぜって、あのビッチを有名にしたのは俺だから」という一節が見出しを飾ることとなっていた。

カニエ・ウェストは、4月9日にフィリピンのマニラで開催されたパラダイス・インターナショナル ミュージック・フェスティバルで初めてその楽曲を披露している。

パフォーマンスの後、カニエ・ウェストは“Famous”について「俺にとってはスランプを脱することになった曲」だと語り、観客にもう1度歌っていいか尋ねている。

「これはすごく言いたいのに、言ってはダメだと皆に言われていた曲なんだ」とカニエ・ウェストは語っている。

続けてカニエ・ウェストは、2009年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズで、テイラー・スウィフトが受賞スピーチをした時の悪名高い出来事に言及している。「ステージに俺が上がったあの夜が、俺の人生の終わりの始まりだった」と彼は語っている。「いつのことを言っているのかわかるだろ? みんなが思っていることを代弁した日のことだよ」

カニエ・ウェストは次のように続けている。「真実を言って問題視されるなら、何を言えばいいんだ?」

「皆が思っていること代弁したことで、世の中から非難され、俺はそれと毎日戦わなければならなかった。でも、それがアーティストの、真のアーティストの仕事なんだ。投資家や世の中の見解に左右されるのではなく、真実に従うべきだ。見たこと、感じたこと、そして思ったことを言うんだ」

カニエ・ウェストは続けて「俺は『ザ・ライフ・オブ・パブロ』から “Famous”をファースト・シングルとしてリリースするために戦った」と続けている。

この時の模様はこちらから。

2月に行われたグラミー賞の授賞式で、テイラー・スウィフトはカニエ・ウェストの“Famous”の歌詞についてわずかに言及している。

年間最優秀アルバム賞を受賞した際にテイラー・スウィストは次のように述べている。「世界中の女性に伝えたいことがあります。あなたの成功を抑えつけようとしたり、あなたの達成したことや名声を横取りしようとする人々が立ちはだかることがあるかもしれません」

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ