Getty

Photo: Getty

昨年、メルヴィンズのフロントマンであるバズ・オズボーンが、ブレット・モーゲン監督のドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』は「完全なるでたらめ」で「ほぼ見当違いのフィクション」だと主張していた件についてニルヴァーナのクリス・ノヴォゼリックが語っている。

3月31日、ニルヴァーナのベーシストであるクリス・ノヴォゼリックは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで次のように語っている。「バズらしいね。彼はいつもあんな感じだ。でも、彼のことは大好きだし、そういう奴だって受け入れているよ。いつもああいった意見を持ってるんだ。『おっと、バズがまたやってるぞ』ってね。彼が何を言うかは分からないけど、彼は良かれと思ってやっているし、素晴らしいミュージシャンだからね。ずっと大切な友達さ。そういうもんなんだ」

クリス・ノヴォゼリックは、『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』ではインタヴューでもアーカイヴ映像の中にもたくさん登場している。また、彼はメルヴィンズの最新アルバム『ベーシズ・ローデッド』に参加しており、“Maybe I Am Amused”という曲でベースとアコーディオンを演奏している。

デイヴ・グロールもメルヴィンズのレコーディングに参加する予定であったが、バズ・オズボーンによると彼は「すっぽかした」と語っている。『ベーシズ・ローデッド』は6月3日発売予定で、バットホール・サーファーズのジェフ・ピンクス、ビッグ・ビジネスのジャレド・ウォーレン、ミスター・バングルやファントマズのトレヴァー・ダン、レッド・クロスのスティーヴ・マクドナルドも参加している。

デイヴ・グロールの不参加についてバズ・オズボーンは次のように説明している。「ニルヴァーナが(ハリケーン・サンディ・ベネフィットで)ポール・マッカートニーとやる前に上がった話だったんだよ。デイヴ・グロールは、俺たちとニルヴァーナの曲を全部やりたいと言っていた。彼はニルヴァーナの曲をメルヴィンズとやりたいって、そしてジーザス・リザードのデヴィッド・ヨウをシンガーとして迎えたいって言っていたんだ」

「それでクリス・ノヴォゼリックはやってきて、リハーサルを始めたんだけど、来る予定だったデイヴはやって来なかった。完全にすっぽかしやがった。彼のアイデアだぜ? 感心できる話じゃないだろ? 俺は色々なことを喜んでやるけど、電話の前で頭にカーラーを巻きながらデイヴ・グロールから電話をかかってくるのを延々と待ち続けるなんてできないね。 彼が、すっぽかした時点でもうお終いだ。なんだっていいさ。もうそれ以上俺にできることはないだろ。だから、俺たちは、クリスがいる間に何かしらレコーディングをしたんだ」

メルヴィンズは4月1日には、ゴッドヘッドサイロのマイク・クンカとコラボした幻のアルバム『スリー・メン・アンド・ア・ベイビー』がサブ・ポップからリリースされる。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ