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数々のR&Bの作品に参加してきたドラマーのジェームス・ギャドソンが亡くなった。享年86歳だった。
ジェームス・ギャドソンの妻であるバーバラは米『ローリング・ストーン』誌に対して、背中を負傷することになった転倒事故など、度重なる健康問題を抱えて、最近手術を受けていたことを明らかにしている。
「彼は素晴らしい人物でした」とバーバラは述べている。「彼は素晴らしい夫、父、祖父、曾祖父で、一人の最高のドラマーでした」
ジェームス・ギャドソンは1970年代のソウル・ミュージックを代表するドラマーの一人で、ビル・ウィザーズが1972年に発表した“Lean on Me”や“Use Me”、ジャクソン5が1974年に発表した“Dancing Machine”、ダイアナ・ロスが1976年に発表した“Love Hangover”などに参加している。
ジェームス・ギャドソンは他にも1976年にテルマ・ヒューストンの“Don’t Leave Me This Way”、マーヴィン・ゲイの“I Want You”にも参加しており、セッション・プレイヤーとして人気を集め、マーヴィン・ゲイのツアー・バンドのレギュラー・メンバーとなっている。
ミズーリ州カンザスシティで1939年6月17日に生まれたジェームス・ギャドソンはチャールズ・ライト&ザ・ワッツ・103rd・ストリート・リズム・バンドで評判を確立して、数々のアルバムに参加して、1970年発表の名作『エクスプレス・ユアセルフ』でもドラムを担当している。
その卓越した技術によって、その後、数十年にわたってジェームス・ギャドソンは大物アーティストと共演してきており、ザ・テンプテーションズ、レナード・コーエン、グラディス・ナイト、B.B.キング、レイ・チャールズ、ポール・マッカートニー、バーブラ・ストライサンド、ボビー・ウーマック、ベック、ディアンジェロ、ジャスティン・ティンバーレイク、ハリー・スタイルズらと共演を果たしている。
クエストラヴはインスタグラムで次のように追悼の意を表している。「ソウルフルなドラマーもいれば、ファンキーなドラマーもいれば、ロッキンなドラマーもいれば、スウィングするドラマーもいる。けれど、ジェームス・ギャドソンほど、ブレイクビートなドラマー(ダンサブルなドラマー)としてアートに影響を与えた人はいない」
レイ・パーカー・ジュニアも次のように述べている。「50年以上、一緒に演奏してきた。彼は世界を変えたんだ」
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