Photo: MJ Kim

ポール・マッカートニーはライヴでミュージシャンとしての自分たちから学ぼうとしている観客を見るのが好きだったと語っている。

ポール・マッカートニーは1200人収容のフォンダ・シアターで3月27日・28日に公演を行ったが、そこでアメリカを初めて訪れた時のことを振り返っている。

「あまり多くのものを目にしていなかったし、アメリカなんて見たこともなかったから、本当に驚かされたんだ」とポール・マッカートニーはライヴの中で観客に語っている。

「気付かされたのは観客の中の男性はみんな演奏しているコードを見ていることだった。そうやって学ぼうとしていたんだよ。それが嬉しくてね。女の子はそんな感じじゃなかったけどね」

ビートルマニアに言及したこの発言に歓声が上がると、ポール・マッカートニーはそれをさらに煽っている。「そう、女性たちは叫んでいたんだ。ビートルズの時のような叫び声を上げてくれ」

ポール・マッカートニーは今回のライヴでニュー・アルバム『ダンジョン・レインの少年たち』からの曲を演奏しなかった理由について「まだ練習しているところなんだ」と語っている。「でも、新曲を気に入ってくれたら嬉しいよ」

先日、ポール・マッカートニーはニュー・アルバム『ダンジョン・レインの少年たち』を5月29日にリリースすることを発表している。

「キャリア史上最も内省的なアルバム」と評される『ダンジョン・レインの少年たち』は「戦後のリヴァプールでの幼少期、両親の逆境力、ビートルマニアよりはるか以前のジョージ・ハリスンとジョン・レノンとの冒険についてオープンに書き、リスナーをリヴァプールの思い出、すべての始まりに導く」と評されている。

アルバムの制作は、5年前にポールがプロデューサーのアンドリュー・ワットと紅茶を飲みながらアイデア交換をしたことから始まった。その時ギターを弾いていたポール・マッカートニーは、世界で最も成功している現役のソングライターである彼でさえ認識できないコードに偶然出会ったという。すぐに3つのコード進行を思いつき、アンドリュー・ワットに促されてレコーディングに取り掛かったところ、それがアルバムのオープニング・トラック“As You Lie There”になった。

1970年発表の伝説的なソロ・デビュー・アルバム『マッカートニー』の精神を受け継ぎ、ポール・マッカートニーはアルバムのほとんどの楽器を自ら演奏し、クレジットはすべて彼自身となっている。プレス・リリースではアルバムの多様性について「ウイングス・スタイルのロック、ザ・ビートルズ・スタイルのハーモニー、マッカートニー・スタイルのグルーヴ、控えめで親密な表現、メロディーが主導するストーリーテリング、キャラクターを描いた曲――そのすべての共通点は“ポール”である」と評されている。

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