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モーターヘッドのギタリストであるフィル・キャンベルが亡くなった。享年64歳だった。
訃報はモーターヘッドとフィル・キャンベル&ザ・バスタード・サンズの両方によって発表されており、フィル・キャンベルは「複雑な大手術」を行った後、集中治療室を経て、現地時間3月13日の夜に亡くなったことが明らかになっている。
モーターヘッドはフィル・キャンベルについて「モーターヘッドが血肉化された素晴らしいギタリスト・作曲家・パフォーマー・ミュージシャン」だったとして、「常にギターの才能でバンドを牽引する、素晴らしいユーモア感覚の持ち主で、何よりも気持ちで引っ張ってくれていた。彼といると笑わずにはいられず、それはフィル・キャンベルが人生を愛して、大きな喜びをもって生きていたからだ」
「キャンベルの輝かしい思い出や最高に面白いジョークを語り合う時間はこれから多くもうけられることになるでしょう。今はゲイナーと息子たちに愛とポジティヴなエネルギーを送ってください。多くの愛を、安らかに。世界は大きな光を失い、私たちは悲しみに暮れています」
フィル・キャンベルは1970年代後半にヘヴィ・メタル・バンド、パージアン・リスクを結成しており、ギタリストのブライアン・ロバートソンの脱退を受けて、1984年にモーターヘッドに加入している。
フィル・キャンベルがモーターヘッドで最初に参加したアルバムは1986年発表の『オーガズマトロン』で、彼のトレードマークである力強いリフで全部で16枚のアルバムに参加している。
フィル・キャンベルはレミー・キルミスターが2015年に亡くなって解散するまで31年間にわたってバンドに在籍し、2020年にはロックの殿堂入りを果たしている。
フィル・キャンベルはその後、フィル・キャンベル&ザ・バスタード・サンズを2019年に結成しており、3枚のアルバムをリリースしている。バンドは今年ツアーをする予定だったが、医師の勧告により中止されていた。
フィル・キャンベル&ザ・バスタード・サンズは次のように追悼の意を表している。「フィルは『バンピ』という愛称で知られる献身的な夫であり、素晴らしい父親であり、誇りを持てる愛すべき祖父でした。知る人全員に深く愛され、大いに惜しまれることになるでしょう。彼が多くの人と作り出してきた功績、音楽、思い出は永遠に生き続けるでしょう」
1992年からレミー・キルミスターが亡くなるまでモーターヘッドのドラマーを務めたミッキー・ディーはソーシャル・メディアで次のように追悼の意を表している。「今朝、私のブラザーにして親愛なる友人であるフィル・キャンベルの訃報を聞いて、ものすごく悲しいです」
「私が知るなかでも最も愉快な人物で、一緒に演奏したなかでも最高のロック・ギター・プレイヤーでした。ロック・ミュージックに対する感性とヴァイブは並外れたもので、一緒に12枚のスタジオ・アルバムを作りましたが、その並外れた才能にはいつも驚かされました。何より最も素敵な人物と過ごせないことが寂しいです」
「家族と共にフィル・キャンベルの家族にはお悔やみを申し上げます。みなさんの御多幸を願うと共に必要な時はいつでも駆けつけます。安らかに眠ってください。レミー、ワーゼル、フィルシー、エディによろしく伝えてください。きっとクレイジーなギャングとして一緒に過ごすことになるのでしょう」
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