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メガデスのデイヴ・ムステインは新たなインタヴューでメタリカによって活動を阻まれてきたことについて振り返っている。
デイヴ・ムステインはメタリカがデビュー・アルバム『キル・エム・オール』をリリースする前の1983年にバンドを解雇されており、デイヴ・ムステインのパートはカーク・ハメットによって再レコーディングされている。『キル・エム・オール』のうち、4曲にはデイヴ・ムステインがクレジットされており、セカンド・アルバムでは“Ride The Lightning”と“The Call of Ktulu”にクレジットされている。
デイヴ・ムステインとメタリカは解雇されて以降、険悪な関係が続いていたが、2010年から2011年にかけてメタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスの4組は一緒にツアーを行っている。翌年にはメタリカの30周年記念コンサートにもデイヴ・ムステインは参加している。
今回、デイヴ・ムステインは『ロサンゼルス・タイムズ』紙のインタヴューで両バンドの関係について振り返っており、メタリカのメインストリームでの成功に憤りを募らせ、マスコミを通して言葉の応酬を繰り広げたことについて次のように語っている。
デイヴ・ムステインは次のように語っている。「考えてみてほしい。世界でも最大のバンドの一つが自分を邪魔するために時間を費やしてきたんだからね。それがなかったら、今頃、自分はどうなっていただろう? もう最近はないけど、ずっとそうされてきたからね。それで否定的な対応をするようになった。メタリカのことだけじゃない。全員に対してだった。長い間、世界対自分という構図だった。『自分側じゃないなら、お前は敵だ』ってね」
しかし、デイヴ・ムステインはメガデスの最後となるアルバムで自身が共作者に名を連ねているメタリカの“Ride The Lightning”のカヴァーを収録することにしている。このカヴァーに対して意見が分かれることは承知の上だったという。
「ジェイムズ・ヘットフィールドやラーズ・ウルリッヒに声をかける機会はもうないのかもしれないね。私ががこの曲を演奏することに抵抗を感じる人もいるだろうとは思っていたが、それでも構わなかった。彼らに捧げて、敬意を表したかったんだ。気に入ってくれたら、それでいいし、気に入らないとしても、それでいい。聴いてくれたら、それでいいし、聴かなかったとしても、それでいいんだ」
デイヴ・ムステインは若さと飲酒が確執の原因となったものの、メタリカの初期の頃を振り返ると、共に作り上げたものを今でも懐かしく思い出すと語っている。
「もちろん、メタリカにいた頃は楽しかったし、自分対はとんでもないことを成し遂げた。酒のせいでこうなってしまったのは残念だけど、みんなキッズだったし、ラーズ・ウルリッヒを除けば、離婚した家庭で育ってきた。長年のなかでいろんなことがあったけど、バンドを終わらせる前に彼らとすべてをいい形にできたら、素晴らしいだろうなと思ったんだ。友人であるべきなんだ。友人でいられない理由なんてものはないんだよ」
メガデスは1月23日にリリースされたセルフタイトルのラスト・アルバムでキャリア初となる全米アルバム・チャート1位を獲得している。
メガデスが初めて全米アルバム・チャートにランクインしたのは1986年で、これまでキャリアを通して23枚のアルバムがランクインしている。これまでの最高位は1992年発表のアルバム『破滅へのカウントダウン』で記録した2位となっていた。
アルバムのストリーミングはこちらから。
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