Photo: Anton Corbijn

U2はウクライナの映像作家であるイリヤ・ミハイルス監督が手掛けた“Yours Eternally”の短編ドキュメンタリー映像が、ロシアによるウクライナ侵攻から4年を迎えた2月24日に公開されている。

先週リリースされたUEP『デイズ・オブ・アッシュ』に収録されている“Yours Eternally”はエド・シーランとタラス・トポリアが参加した楽曲で、短編ドキュメンタリー映像は4万人規模のウクライナのハルティヤ部隊に同行して2025年12月に撮影されている。

この短編映像は2026年末に公開予定のドキュメンタリー完全版の一部となっている。

短編ドキュメンタリー映像はこちらから。

監督のイリヤ・ミハイルスは次のように語っている。「4年間にわたりウクライナはロシアの全面侵攻に抵抗してきました。ハルティヤ部隊の兵士たちは、侵攻するロシア軍から祖国を守るために日々の軍事作戦を遂行する数十万のウクライナ人です。この短編フィルム、そして今後公開される完全版ドキュメンタリーでは、この素晴らしい男女の胸に脈打つ人間の心と、この地球上で最も神聖なものである自由のための日々の苦闘と犠牲を映し出そうとしています」

2026年後半に予定されているニュー・アルバムに先駆けてリリースされるEP『デイズ・オブ・アッシュ』は、新曲5曲と詩の朗読1篇が収録されている。

ボノはEPについて次のように語っている。「この1年、4人で再びスタジオに入り、スリリングな時間を過ごした。『デイズ・オブ・アッシュ』の曲は、今年後半にリリース予定のアルバム収録曲とは雰囲気もテーマも大きく異なっている。これらは、世に出るのを待ってはいられない衝動から生まれた、反抗と失意、そして嘆きの楽曲だ。この先には祝福の歌も出るが、今まさに取りかかっているところだ。僕たちが毎日、小さな画面越しに”当たり前”みたいに見せられている痛ましい出来事……そんな狂った、人を狂わせる時代が当たり前なわけがない。まずは僕ら自身がそれに立ち向かわなければ、未来を信じることも、互いを信じることもできない。“もし希望が持てる可能性があるなら、それは義務だ……”、この一節はレア・イピから借りた。笑いもあったらいいね。ありがとう」

ラリー・マレン・ジュニアは次のように続けている。「僕たちの新作を聴きたい人がいるのかどうかは問題じゃない。自分たちが“これは聴かれるに値する音楽だ”と思えるものを作れているかどうかなんだ。今回の新曲は、これまでの僕たちのベストの作品に並ぶ出来だと自負できる。いつ出すべきかはいつも話し合うけど、正解はわからない。ただ、今の世界の状況を見ていると、今が出すべきタイミングなのだと感じる。バンドのごく初期から、アムネスティやグリーンピースと関わってきたように、自分たちの立場を示すことから逃げたことは一度もない。そのせいで厄介なことになることもあったし、何らかの反発は必ずある。だがそれこそが僕たちを形作っている大きな部分であり、今もこうしてバンドが続いている理由なんだ」

アダム・クレイトンは「すごく楽しみだよ。これらの新曲は、まさに今届けられるべきタイミングで、やってきた曲ばかりだ」と語っている。

ジ・エッジは次のように述べている。「僕らが信じるのは、力によって国境が消し去られることのない世界。恐怖によって文化、言語、記憶が押し黙らされることのない世界。人々の尊厳が交渉材料にされることない世界。その信念は一過性じゃない。政治における流行でもない。それは僕たちが立つ地面。その上に僕らは共に立つ」

EPのストリーミングはこちらから。

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