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レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドは昨年のツアーをボイコットするように求めた呼びかけについて音楽やアートは政治とは別物だと語っている。

「ボイコット・投資撤収・制裁」運動やイスラエルの学術・文化ボイコットのためのパレスチナ・キャンペーンの活動家を含め、親パレスチナの活動家は、レディオヘッドが2017年にイスラエルで公演を行ったことを取り上げ、国連の調査によるジェノサイドがガザ地区で行われている間も「共謀の沈黙」に加担したとしてツアーのボイコットを呼びかけていた。

この件について『ザ・タイムズ』紙のインタヴューで訊かれると、ジョニー・グリーンウッドは「非常に話すのが難しい」としながら、次のように語っている。「音楽やアートは政治的な懸念を超えたものであるべきだと思っているんだ。私がイスラエル、イラク、エジプト、シリアのミュージシャンが参加したアルバムを作ったことは知っているよね」

「そうした国の政府を嫌いだからミュージシャンとも仕事をするのを止めなければならないのだとしたら、誰とも仕事ができなくなってしまう。ミュージシャンとしての自分たちを定義するのは国籍ではない。でも、その点が分かってもらえないんだよね」

ジョニー・グリーンウッドはイスラエル人アーティストのシャロナ・カタンと結婚しており、彼女の甥はイスラエル国防軍に勤務し、2年前に任務中に亡くなっている。ジョニー・グリーンウッドはイスラエル人シンガーのドゥドゥ・タッサともコラボレーションを行っており、昨年UKでの公演も予定されていたが、安全を考慮して中止することとなっている。

2024年、ジョニー・グリーンウッドはイスラエル人ミュージシャンのドゥドゥ・タッサとの音楽プロジェクトに参加したことについて説明して、「イスラエルにユダヤ人として生まれたためにイスラエルのアーティストを黙らせる」ことに反対している。

トム・ヨークも2024年10月にメルボルン公演で親パレスチナの人物から抗議を受けてステージが中断することとなっていて、昨年5月に長文の声明を発表することとなっている。

「昨年、メルボルン公演で9000人の観客を前に最後の曲を歌おうとギターを手にしている時に暗闇からある人物に叫ばれた状況というのは、ガザで進行中の人道危機について議論する最適なタイミングだとは思えませんでした」とトム・ヨークは述べている。「その後、沈黙していると言われ、共謀していると見なされたことにショックを受けていましたし、このことに対応して、ツアーの残りの公演を続ける適切な方法を見つけるのには苦労することになりました」

「その沈黙と言われたものは、苦しんでいる人々、亡くなった人々に敬意を示して、わずかな言葉で矮小化してはいけないという思いだったのですが、日和見主義的な集団に威嚇や抽象で埋める空白を与えてしまうことになりました。そうした機会を与えてしまったことを後悔しています。これは私のメンタル・ヘルスに重い負担を強いることになりました」

「みなさんのためにも今ここで空白を埋めておきます。これではっきりするでしょう。私はネタニヤフと過激派の人間が完全に制御不能で、止めさせるべきだと思っていますし、国際社会はできるだけ圧力をかけて止めるべきだと思っています」

昨年10月、トム・ヨークはレディオヘッドがイスラエルで公演を行うことは「絶対にない」と述べ、「ネタニヤフ政権の5000マイル以内に近づきたくない」と語っている。

レディオヘッドは昨年の11月から12月にかけてマドリード、ボローニャ、ロンドン、コペンハーゲン、ベルリンの各都市でそれぞれ4公演を行うヨーロッパ・ツアーを行っている。これはバンドにとって7年ぶりのライヴとなっている。

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